歌穂はお見舞いに行き続けた ある日のことだった__
薫(かおる)
今日もジュースお願いしていい?
歌穂(かほ)
いいよ!
薫(かおる)
じゃあ味は歌穂のおまかせで!
歌穂(かほ)
おっけー!じゃ行ってくるね!
歌穂(かほ)
おまかせって…何にしようかなぁ?
歌穂がボーッとジュースを選んでいた時…
ドンッ!
???
すみません!
歌穂(かほ)
あっ!あの時の…!?
裕太(ゆうた)
歌穂さん!
歌穂(かほ)
裕太くん!覚えててくれたんだ!
裕太(ゆうた)
そりゃそうだよ!
こんな可愛い子忘れる訳ないよ!
こんな可愛い子忘れる訳ないよ!
歌穂(かほ)
…え?
裕太(ゆうた)
いや!何もないよ!
もし良かったらLINE交換しない?
もし良かったらLINE交換しない?
歌穂(かほ)
全然いいよ!
裕太(ゆうた)
これ?だよね…?
裕太は歌穂にLINEの画面を見せた。
歌穂(かほ)
そう!それだよ!
裕太(ゆうた)
じゃあまたLINEでね!
バイバイ!
バイバイ!
歌穂(かほ)
うん!
歌穂(かほ)
(裕太くんかっこよかったなぁ😊)
歌穂は裕太の事を考えながら自販機の前へ行った。
歌穂(かほ)
(…というか裕太くんと出会ったきっかけはオレンジジュースだったなーw)
歌穂(かほ)
(よし!オレンジジュースにしよ!)
歌穂(かほ)
おまたせ!
薫(かおる)
ありがと!
歌穂(かほ)
そのジュースは恋の味がするよ!
薫(かおる)
もしかして恋したの?
歌穂(かほ)
まぁ…💓
薫(かおる)
はぁ…。私も恋したいなぁ…
歌穂(かほ)
…え?
薫(かおる)
歌穂はさ!元気で体も思うように動いて、顔も可愛くて優しいからきっと恋とか慣れてるんだろうね!
歌穂(かほ)
薫…?
薫(かおる)
私は生まれつき体が弱くて出会いも無いしもう余命も告げられて残りの日も楽しもうと思ってて
薫(かおる)
でも歌穂が横断歩道に突っ込んで行っちゃって…。私の人生返してよっ。
歌穂(かほ)
薫…。ごめんなさい。
その薫は髪の毛を耳にかけたりしなかった。
真剣な表情でただずっと歌穂を見つめていた。
薫(かおる)
…ごめん。言い過ぎた。
薫(かおる)
その恋応援するね!
薫はいつもの笑顔に戻った。
歌穂(かほ)
私も薫のこと何も知らなくてごめんね。
歌穂(かほ)
薫にも絶対恋をさせてあげるからね。
薫(かおる)
ありがとね。
私と薫は自分達の事を信じあい
仲良くしていくことを誓った。
でも私はそんな事より気になることがあった。
薫の
余命って何年?
何週間?
何日?
私と薫は決して嬉しい別れは出来ないと思う。
それでも薫を信じて
歩み進もう__






