この作品はいかがでしたか?
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俺は、『男』に恋をしてしまった
もちろん、俺も男だ。
俺は同性愛者なのかも知れない。
しかし、どうやってこの思いを伝えようか
同性愛者なんて、きっと認めてくれない
絶対にフラれる。
仲良くなっても
どうせフラれるのだろう。
同性愛者は辛い
認めてもらえない。
誰にも相談出来ない。
ーーあれから10年が経った
中学時代の同窓会
うわ~、懐かし~~!!
みんな久しぶりだな!!
おお!杉原じゃん!!
大島だ~!!
どうなんだよ、サッカー選手にはなれたのか??
サッカー選手はもう諦めたよw
何でだよー!!
俺応援してたのにー
ごめんごめんw
懐かしいメンバーが揃う中、 1人だけ見覚えのない人が居た。
おい、大島(小声)
どうした杉原(小声)
あいつって、誰だっけ?(小声)
…確かに(小声)
見た事もないな(小声)
すると、彼女は口を開いた。
「みんな、覚えてるかな?」
「私、金木 尚って言うんだけど」
「今は葵に改名しているよ~!」
その瞬間、10年前の事が頭によぎった。
10年前、俺は彼女の事が好きだった。
確かに俺は同性愛者だった
ただ、その時は男の彼女が好きだった。
でも、あの時告白しなくて良かった
もし告白が成功していたら
あの時もし付き合っていたら、俺は 彼女が女という事実を受け止められなかったかも知れない。
そして、彼女も 俺が同性愛者だという事実を
俺が彼女を男として見ていたことも
受け止められなかったかも知れない。
ぬし
コメント
5件
久しぶり、なのかな、? お迎えきたよ。
おー、めちゃいいと思う!
#に『同性愛』を付けなかったのには理由があります。