しゃのあーる
ちょっと失礼します。
「喋るカエル」というオリジナルキャラクターについて説明しやっす!!
「喋るカエル」というオリジナルキャラクターについて説明しやっす!!
しゃのあーる
ちなみにイメージイラストはありません
しゃのあーる
喋るカエル 「ヘール」
・数ヶ月前、世界の主である者に気に入られてしまった喋れるカエル。
・どこかの異世界出身。
・すごいビビリ。
・下手に出る事が多く、胡麻すりで人の事を「旦那」と呼ぶ
・数ヶ月前、世界の主である者に気に入られてしまった喋れるカエル。
・どこかの異世界出身。
・すごいビビリ。
・下手に出る事が多く、胡麻すりで人の事を「旦那」と呼ぶ
しゃのあーる
……みたいな感じです
しゃのあーる
それでは続きをどうぞ~
喋るカエルの名前は「ヘール」 数ヶ月前、この世界の主「マラカ」によってこの世界へ連れ去られた。 彼女は鏡によってたくさんの世界を移動出来る力を持っており、また自身が作り出した世界に鏡を通して引き込む力もあるという
ラムリ
その、「マカラ」ってやつが僕をここに?
ヘール
は、はい。
その子は気に入った人"しか"この世界に引き込まないと言っておりました。
その子は気に入った人"しか"この世界に引き込まないと言っておりました。
ヘール
私は「喋るカエルなんて珍しい」という理由で、うっかり覗いた手鏡に引きずられここに…
ヘール
この世界は、引きずり込まれた人にとって最適な環境で生きられるように設計されるんです。
ラムリ
だから、ここは雨ばっかりなんだ…
ヘール
はい。左様でございます旦那様
ラムリ
その「旦那様」やめて
ヘール
も、申し訳ありません
ヘール
しかし、あなたは私の命を救って下さった恩人です。
ヘール
それに敬意を表し、せめて「ラムリの旦那」と呼ばせて下さい…m(_ _)m
ラムリ
……………………
ハァ、もうそれで良い
ハァ、もうそれで良い
ヘール
ありがたき幸せ!!
ラムリ
…本当に変なカエル
ラムリ
ここから出る方法は?
ヘール
マラカの部屋の先に、様々な世界へ繋がるたくさんの鏡があります。
ヘール
その内のひとつ…ラムリの旦那の世界へ繋がる鏡をくぐれば戻れます
ヘール
大丈夫です。あの子は鏡の外には出られません
ラムリ
…なるほど。
…そのマラカの部屋ってどこ?
…そのマラカの部屋ってどこ?
ヘール
ご案内しましょう。
こちらでございます
こちらでございます
ラムリに新しい仲間が増えた!
ヘール
……着きました
ラムリ
ここ?
そこはそびえ立つ木々の間。 そこには、人1人入れる鏡が不自然にポツンと備えられていた。
ヘール
この鏡の先がマラカの部屋でございます
ラムリ
……案外簡単に行けるんだね。誘拐犯の所
ヘール
彼女は作られた世界に住む私達をこよなく愛し、私達が生きやすいようにと要望を何でも聞き、世界を作り直します。
ヘール
…しかし、それが一番厄介なのです
ラムリ
そうなの?
聞いてると、なんだか楽しそうな所なのに…
聞いてると、なんだか楽しそうな所なのに…
ヘール
それがいけないのです。ラムリの旦那
ヘールは真剣な顔でラムリに向きなおる
ヘール
確かに外の世界より、こちらの世界の方が何倍も楽で生きやすい
ヘール
しかし、この世界にずっと居れば居るほど便利さに胡座をかき、作られた世界でしか生きられなくなってしまいます
ヘール
ラムリ
…最終的には?
ヘール
この世界に永遠に囚われ、一生を彼女に"飼われて"しまうのです
それを聞いて、ラムリは顔がさっと青くなった
ラムリ
か、"飼われる……?
ラムリ
外の世界を忘れるって事は、ルカス様にも他の執事の皆にも会えなくなるって事?
ラムリ
……「主様」にも…
ヘール
はい。それどころか、その皆さんを忘れる可能性もあります
ラムリ
そんな……そんなのあるわけ…!
ヘール
ない。
……とも言い切れないのが、この世界です
……とも言い切れないのが、この世界です
ヘールは今まで見た事もない険しい顔つきで言う。 その顔に、嘘は感じられなかった
ラムリ
ッ…!!
ヘール
ラムリの旦那は初めてここに来た者ですので、マラカはあの手この手で誘惑をしてくるでしょう
ヘール
それに乗っているフリをして、マラカの部屋の先へと進むのです。
気づかれたら最後、元へ帰る道を絶たれてしまいます
気づかれたら最後、元へ帰る道を絶たれてしまいます
ヘール
元の世界へ帰ればもう大丈夫。そこまでマラカは追ってこれません。
ヘール
「手に入れられなかった」と諦めるでしょう
ヘールは優しく笑った。 その笑顔に、ラムリは何故か安心を覚える
ラムリ
……分かった
ヘール
「想像主に会いたい」という話であの部屋にいきますので、ラムリの旦那には私の話を合わせて欲しいのです。
ヘール
そして、私が彼女を惹き付けますので、その間にお逃げ下さい
ラムリ
……君は、どうするの?
ヘール
大丈夫ですよ。
私も後で追い付きます
私も後で追い付きます
ラムリ
…分かった
ヘール
さぁ、参りましょう!ラムリの旦那!
ラムリ
うん!!
ラムリ、そしてヘールは意気込みを入れ、マラカの部屋へと続く鏡へと足を踏み入れていった