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ラン side

ラン

はぁ......はぁ......

かなり大変な状況になってきた......

魔物は減るどころか、増えるばかり

魔力もとんでもなく消費している

ここを引くにしても、周りは囲まれている......

魔物

グァァァァァァァア!!!パラパラ......

イルマ

【陰魔法】陰絵の誘惑・狐

ズズ......(地面から陰の狐が出てくる

陰狐

キュウ......!

イルマ

陰狐、出来る限りアイツらの相手をしてくれ

陰狐

コクッ......

タッタッタッタッタッタッ......

イルマ

......よし...

スチ

イルマちゃん......

ヒマナツ

ここは、危ねぇし......向こうの木陰に隠れようぜ?

ミコト

そ、そうやな...

コサメ・アメノ

ほら!早く早く!(小声)

コサメがこっちに誘導するよう、合図を出した

ナツの言う通り、道の真ん中で話し合っていたら危険だ

こうして俺らは木陰の下で輪になるよう、屈んだ

イルマ

俺の使い魔が雑魚敵を倒してくれている

イルマ

その間に俺らは強い奴を殺りたいとこだが......

スチ

こんなに沢山敵が湧くなんて......

ヒマナツ

嗚呼...ブワン(戦闘状態を切る
中々おかしいぞ......

ナツが戦闘状態を切った

それを見たみんなも、各々解除していく

俺も、その流れに沿って戦闘状態を解除した

実際、戦闘状態も僅かだが魔力を削る

だから、魔力温存のためにも使わない時は切っておく方が楽なのだ

そこで自分の呼吸が少し乱れているのに気づき、息を整えみんなの輪に入った

ラン

フゥ......確かにスチやナツの言う通り......いくら"夕方"でもこの数は珍しいどころの話じゃない......

ヒマナツ

だけど、この調子じゃ埒が明かねぇよッ......

コサメ・アメノ

ここは逃げるしかない......?

イルマ

そうしたいとこだが...この森の周りは魔物に囲まれてる...

ミコト

一体何が原因なんやろ......

悩みに悩んでいる中ふと、俺は上を向いた

視界に入った空は端の方が紺色に染まりつつあった

何となく、そんな景色に違和感を覚えたが

今は、とりあえず無視することにした

なんてたって、今は別のことに集中しないと。

スチ

原因......もしかして、『魔族』が関係してるって事はない...?

ヒマナツ

ッ......!魔...族......か...

『魔族』

それは、魔物の"魂"を人間に移し「魔力」を宿した理性のある種族

昔は、自ら望んだ者が魔族になる事が多かったけど

今は、自ら望んでない者も人体実験をされ、魔族になるケースが多い。

そんな魔族は、日々強くなっていて

普通の魔物とは比べ物にならないほど強い

コサメ・アメノ

...めちゃくちゃ強いん......だよね...

イルマ

嗚呼、そいつらの所為で被害に遭う国民が......

ガサガサ🍃...

スチ

!!!静かに......

俺から見て目の前に立っている木の後ろから聞こえた音

その音で、俺はすぐに戦闘状態へと切り替えた

ラン

誰だ......

まだ姿は見えなかった

だけど、感じ取ったこの気配。

それは

ミコト

魔物......

コサメ・アメノ

いや...それ以上かもッ......

物音一つとしない空気中には、悍ましいほどの魔力が放たれていた

みんなもそれを感じ取ったように辺りを注意深く見回す

ラン

(でも...向こうから動く気配はないな...)

先手必勝とでも言うように、俺は立ち上がり

足を一歩前へと踏み込んだ。

ラン

ザッ......ザッ......

スチ

ぇ......?

イルマ

!!ランッ!バッ

イルマ side

ランが俺らの一歩前に出た

それと同時に俺は反射的に体が動いた

ランはこの団で1番強い

だけど......そうじゃない。

相手から放たれる気配が俺たちを諭していた

「自分たちだけでは敵わない相手だ」と。

だから俺は声を上げた

ヒマナツ

アイツは何を考えてんだよッ......(小声

緊張が駆け巡る中、森一帯に謎の拍手が響いた

???

パチ...パチ...パチ...

???

いやぁ、流石エス・ポアの人達だねぇ!

コサメ・アメノ

ッ!......お前はッ!

スチ

魔族...だよね......?ギロッ

???

そんなに睨まなくても良いじゃないか〜!

???

ま、君たちの察しの良さは認めるけどね?ニコッ

俺らの目の前に現れたこいつは、気取った口調でスラスラと話す

それとは対照的に、憤りが伝わる真っ直ぐな声が聞こえた

ラン

名を教えろ、何の用だ......

???

そんなに僕の事が嫌いなのかい?

???

w...まぁ、そりゃそうだよね!w
だって僕、魔族だもん...!w

???

僕の名前は「ミディ」!

ミディ

以後、お見知りおきを......
って、君たちは僕の手で殺されるんだった!w

舐めてるんだが、俺たちを見るなり煽ったと思えば、律儀なお辞儀を見せた

その後には、またお得意の煽り文句でこちらを挑発する

そんな、ヤツの性格にさらに腹が立つ

ミコト

ッ......ギリッ......

隙を作らぬよう、武器を握りながら集中する

そんな俺らの気も知らず、魔族は同じ口調で喋る。

ミディ

さぁて、お遊びはここまでにして......

イルマ

......?

ミディ

そろそろ君たちの"   "を解いてあげないとだね......ニヤ

ラン

はッ...?

ヒマナツ

どういう意味だよ......

どうも、作者です✌️

え〜この度は前話からこれだけの期間が空いてしまい、

本当に申し訳ございませんでした!!!

いや、これには結構大事なわけがあるんですよ!!

実は今年、受験生で、めっちゃ勉強してました💪

その挙げ句の果て、投稿をしなくなるという

そして、投稿しなくなるとスランプになる...

という負の連鎖に苦しめられてました!!

だけど、これからはなるべく投稿頻度上げられるように頑張るので

対よろです👊

てことで次回。

魔族が彼らに仕掛けたモノとは?

お楽しみに!

おつありん!!!

城の最強騎士は、訳ありでした。

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