莉子
んん、、
莉子
こ、ここは?
莉子
私なんでこんなとこに?
莉子
そ、そうだ。学校の帰りに急に後ろから襲われて、、
莉子
気が付いたらこんなとこに、、
莉子
暗くて良く見えない、、
莉子
あ、携帯!
莉子
って、圏外。。
莉子
どうしよ、、
莉子
!?
莉子
今、なんか動いた、、
莉子
だ、誰かいるの!
?
カチッ🔥
莉子
うわぁぁ!?
?
ご、ごめん。
?
大丈夫?君は?
莉子
私はりこ
?
りこちゃんか。よろしく。俺はたくや
拓也
よろしくね
莉子
よ、よろしく。
拓也
とりあえず、出口を探そうか。
莉子
うん。
拓也
携帯のライトは使える?
莉子
なんとか。
拓也
じゃあ探してみよう。
莉子
わかった
莉子
んー、、全然見当たらない。
拓也
りこちゃん!こっちにあったよ!
莉子
ホントに!
拓也
でも、鍵がかかってる
莉子
鍵探すよ。
拓也
あ、りこちゃん、そのヘアピン貰ってもいい?
莉子
い、いいけど。。
莉子
はい。
拓也
ありがと
莉子
え、たくやくんそれで開けるの?
拓也
ちょっとやってみるよ。
莉子
うん。
拓也
ここに、入れて。
拓也
よし、開いた
莉子
凄い!?
拓也
ありがとう笑
拓也
よし、とりあえず進んでみよう
莉子
だね。
拓也
りこちゃんは学生?
莉子
そうだよ。今高校2年生
拓也
同じだ!
莉子
ホントに!?なんか嬉しいね。
拓也
だね笑
莉子
ここの建物結構大きいみたいだね。
拓也
そうだね。。
拓也
一緒に絶対出ようね!
莉子
うん!
拓也
先が全然見えない。
莉子
私達だけなのかな?
莉子
他にも連れてこられた人居るのかな?
拓也
どうだろう。でも警戒した方がいいね。
拓也
犯人が居るかもしれないし。
拓也
りこちゃん最近のここら辺で起きてる事件知ってる?
莉子
連続女子高生殺人事件?
拓也
そうそう。
莉子
まさか、、
拓也
いや、違うと思うよ!大丈夫!だって、俺も捕まってるんだもん笑。
拓也
そいつは女子高生しか狙わないんだから、多分ただのいかれ野郎だよ。
莉子
だよね。。
拓也
とりあえず一緒に絶対生きて出よ!
莉子
わかった。
拓也
あ、扉だ。開けてみよ
莉子
うん
拓也
階段だね。。
莉子
そうだね。
拓也
とりあえず登ってみようか
莉子
だね
拓也
ん、
拓也
なんか、足音しない?
莉子
え!?
莉子
確かに、、なんか音する、、
拓也
大丈夫大丈夫。俺がついてるから!
莉子
ありがと。
拓也
ゆっくり開けてみよ
莉子
わかった
拓也
あれは?警察?
莉子
お巡りさんだよ!
莉子
お巡りさーん!!
拓也
ま、まって!!
莉子
え?
警察官A
おい、居たぞ!
拓也
まずい、、
拓也
逃げるぞ!
莉子
えっ、
拓也
思いっきり走って!
莉子
ちょっと、なんで逃げるのよ?
拓也
いいから!後で説明する!
莉子
わ、わかったよ。
警察官A
おい!待て!
拓也
ハァハァ、、
莉子
ちょっと、、速いよぉ、、
拓也
よし、、とりあえず撒いたかな。
莉子
なんで逃げたのよ。
拓也
いいか、よく聞け。
あの警察官手になに持ってた?
あの警察官手になに持ってた?
莉子
え?何だったっけ?暗くてあんま見えなかったけど、なんか明かりに反射してキラキラしてた?
拓也
普通の警察官が刃物なんか持ち歩くと思うか?
莉子
んー、、
拓也
普通警棒か拳銃だろ?持ってても。刃物握りながら来ないだろ?
莉子
!?
莉子
確かに、、
拓也
多分アイツが俺らを連れてきた犯人だ。
拓也
でも、1人ってのは考えにくい。多分後何人か居るはずだ。
莉子
そ、そうだよね。
警察官A
おい!どこ行った!!
警察官A
出てこい!
警察官A
逃げても無駄だぞ!
拓也
まずい、そこまで来てる。
莉子
どうしよ。。
拓也
扉が開いてアイツが入ってきたら俺が飛びかかる。その隙に逃げろ。
莉子
でも、それじゃたくやくんが。
拓也
いいから。いいな?
莉子
わ、わかった。
警察官A
ガチャ
拓也
おらぁ!
警察官A
なっ!この!
拓也
い、今だ!早く逃げろ!
莉子
でも、、
拓也
絶対追い付くから!早く行け!
警察官A
待て、逃がさんぞ!
拓也
お前の相手は俺だ!
拓也
おら!
警察官A
ぐはっ。
莉子
絶対追い付いてね!
拓也
おう!絶対な!
警察官A
貴様、、ふざけやがって!
拓也
よし。そのまま逃げろ。絶対生きろよ。
警察官A
てめぇ!どこみてやがる!
拓也
おらぁ!
警察官A
ぐっ。
拓也
さぁ!かかってこいやおら!
警察官A
なめんな!
莉子
ハァハァ、、
莉子
逃げきれた?
莉子
たくやくん大丈夫かな、、?
莉子
とりあえず。ちょっと休みたい。。足痛いよ、、
莉子
!?
莉子
あれ。警察官の格好してる。。
警察官B
おい!そこの君!
莉子
ま、まずい。逃げなきゃ。
警察官B
おい!待て!
莉子
は、速い。追い付かれちゃうかも、、
莉子
でも走んなきゃ!
警察官B
まて!!
莉子
とりあえず、どっか隠れないと。
莉子
!!ロッカー
莉子
ここだ!
莉子
ガタッ
警察官B
見失った。どこだ、
警察官B
そんな遠くには行ってないはず。
警察官B
ここら辺のどこかに。
莉子
(まずい、、息が上がって、、抑えなきゃ。)
警察官B
どこだ!
莉子
、、
警察官B
ん?
警察官B
ここか!
警察官B
ガタッ!
莉子
!?
警察官B
居ないか。
莉子
(と、隣のロッカーが、)
警察官B
くそ、どこ行きやがった!
警察官B
後は、ここのロッカーだけか。
莉子
(まずい、、)
?
おい!こっちに居たぞ!
?
援護来てくれ!
警察官B
!?
警察官B
了解!今行く!
莉子
今の声は、、
警察官B
ガチャッ
警察官B
なッ、お前は。
警察官B
ぐぁぁぁ!
莉子
!?
莉子
(静かになった。)
莉子
ガタッ
拓也
大丈夫か?
莉子
たくやくん!!
莉子
大丈夫だった!
拓也
当たり前だろ。でも、何とかだけどな。
莉子
でも、血だらけだよ。って
莉子
、、その刃物。
拓也
仕方なかった。。俺が殺らなきゃ殺られてたんだ。2人ともね。
莉子
で、でも、、
拓也
大丈夫。正当防衛だし。
拓也
2人でちゃんと証言したら認めて貰えるよ。
莉子
そ、そうだよね。
拓也
とりあえず、先進もうか。
莉子
わかった。