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沈黙が流れる部屋
ミサさんが口を開いた。
ミサ
ミサ
ミサ
私は何も言えなかった
悲しさよりも
衝撃よりも
違う感情の方が勝っていたから
美玲
美玲
美玲
ケン
ケン
ケン
美玲
ミサ
ミサさんの声にも振り返らず、私は走った。
ヒビキの病室
ヒビキ
ヒビキ
気がつくと寝ていた。
昨日は久しぶりに泣いて、
気がついたら 眠りに落ちていた。
ｺﾝｺﾝ
ヒビキ
ヒビキ
ｶﾞﾁｬ
美玲
ヒビキ
ケン
ケン
ミサ
ヒビキさんの顔は笑っていた。
ヒビキ
ヒビキ
美玲
美玲
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
狭い病室に俺の大声が響く。
ﾊﾞﾁﾝ!
ヒビキ
美玲
美玲
美玲
美玲
ヒビキ
ヒビキ
美玲
私の中に出てきた感情は
怒りだった
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
ヒビキ
ヒビキ
美玲
美玲
ヒビキ
美玲
美玲
ヒビキ
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
美玲
私の目からは
涙が零れていた。
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
美玲
美玲
ヒビキ
声が震えた。
でも、俺は続けた。
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
もう…
声が出なくなっていた
ヒビキ
肩に重みを感じた。
ケン
ヒビキ
ケン
ケン
ミサ
ミサ
ミサ
ヒビキ
美玲
美玲
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
ヒビキ
夜の病室に5人の泣き声が響いた。
月光が優しく、ヒビキさんを照らしていた。
来夢
いむ
来夢
来夢
いむ
来夢
いむ
来夢
来夢
来夢
いむ
来夢
来夢
いむ
いむ
いむ
来夢
来夢
いむ
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