テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
目が覚めるとそこは 何故か自分の部屋のベットだった
汐月 碧彩
私は記憶が曖昧になっていて 自分に何があったかよく思い出せなかった
汐月 碧彩
私が重い体を起こそうとした瞬間 激しい頭痛に襲われた
痛みは斧のように脳天を割って 鼓動と連動するようにズキズキと脈打つ
汐月 碧彩
まるで頭蓋骨を叩き割ろうとしているようでとても耐えられたものではなかった
汐月 碧彩
私は痛みが引くのを必死に待ってしばらくして痛みが少し収まり下に降りた
汐月 碧彩
私は小さな声で両親に声をかけた
でもやっぱり返事はない
汐月 碧彩
机には朝食が準備されていたが いつものように父と母の分しかなかった
汐月 碧彩
私がそんなことを考えていると...
少女
汐月 碧彩
私は何処からか声が聞こえて 思わず振り返った
しかし周りには誰もいない
汐月 碧彩
でもさっきの声に私は聞き覚えがあった
汐月 碧彩
すると私の視界に首輪が不意に入った
その時...
少女
少女
少女
私の着けている首輪から あの子の叫んでいる声が聞こえてきた
そして...
ギュゥゥゥゥゥ!!
汐月 碧彩
突然首輪がきつく締まり始めた
汐月 碧彩
私はあの時の息が勢いよく詰まる感覚を思い出した
汐月 碧彩
私は訳が分からなくなり 混乱と恐怖が押し寄せてきた
コメント
9件
「人が欲しい 人が欲しいと 叫ぶ呪いの首輪」 首輪から喋ってるのかな
わぁお...、めっちゃ怖い...
重い束縛的な感じか… どうか2人が幸せになって 欲しい…2人の行方が 気になり過ぎる!