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ヴァローナ
学園を抜け出したヴァローナは、ローゼと合流し、結婚や諸々の手続きを済ませていた。
ヴァローナ
ヴァローナ
指折り数えながら、記憶を辿る。 頭上には、冬の淡い陽射し。 けれど、その光に体温を灯すほどの熱はない。 ヴァローナはテレビ局にローゼを送り届けた後、ひとり歩道を歩いていた。 特に急ぐ理由もないのに、やけに自分の歩幅が気になった。
ヴァローナ
テレビ局前のベンチに腰掛け、アイスをひと匙すくう。 ローゼが戻ってくるまで、ここで待っていればいい。 そう思っていたのだけれど。 先ほどから、どうにも人の出入りが激しい。 慌ただしく電話をしながら外へ飛び出していく者。 何度も頭を下げる者。 エントランスを行ったり来たりするスタッフたち。 何かあったのだろうか。 気になって、残っていたアイスを食べきる。 空になったカップを捨て、そのままエントランスへ足を運んだ。
ヴァローナ
ユモト・リンネ
声を掛けると、小柄なマネージャーが勢いよく振り返った。 顔を見るなり、その目がぱっと輝く。
ユモト・リンネ
ヴァローナが首を傾げる。
ヴァローナ
ユモト・リンネ
なるほど、それは確かに困るだろう。
ヴァローナ
ユモト・リンネ
間髪入れずに返された。
ヴァローナ
ユモト・リンネ
ヴァローナ
思いもよらない言葉に、目を瞬く。
ユモト・リンネ
ヴァローナ
ユモト・リンネ
ユモト・リンネ
ユモト・リンネ
必死だ。 両手を胸の前で握りしめ、今にも縋りつきそうな勢いで言葉を重ねてくる。
ヴァローナ
ユモト・リンネ
ユモト・リンネ
ユモト・リンネ
怒涛の早口。 煽てている――のだろうか。 少なくとも、その必死な表情を見る限り、嘘を言っているようには見えない。
ヴァローナ
ヴァローナ
少し迷ってから、頷いた。 どうせローゼを待つだけだった。 それに、ここまで困っているのを見てしまえば、放っておくのも落ち着かない。 こうしてヴァローナは。 ローゼを迎えに来ただけだったはずなのに、なぜかテレビ番組へ出演することになった。
きなこ
19
凛🐶
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ぬぬ
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#契約結婚
コメント
1件
第15話読み終えたよ〜!ヴァローナ、気づいたらまたお人好し発動してて笑ったw テレビ局で困ってるマネージャー見たら放っておけないよな…アイス食べ終わって「暇だし良いか」ってなる流れが自然で好き。世界の英雄が男優アイドルの代役ってギャップエグいし、ローゼ待ってるだけだったはずなのに!ってなる展開が面白かった。次どうなるか気になる🔥