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多目的室
ジェミ
パーカ
リコ
スコル
ラース
ラース
パーカ
夜 研究所
スターカイム
ライ
ライ
ライ
ライ
スターカイム
アーロン
カクターン
バッカス
キャンドル
キャンドル
カクターン
スターカイム
ライ
カクターン
ライ
カクターン
ライ
スターカイム
カクターン
10階廊下
スターカイム
カクターン
「…あーーーーー!」
「皆無ーーーーーー!」
廊下の向こうからドタドタと 足音が聞こえてくる
スターカイム
スターカイム
烏有と呼ばれた男は スターカイムのそばまで走ってくると 2人で肩を組み始める
カクターン
カクターン
烏有
カクターン
烏有
スターカイム
カクターン
烏有
烏有
スターカイム
烏有は再びドタバタと走って 去って行った…
スターカイム
カクターン
スターカイム
スターカイム
カクターン
カクターンはスターカイムを置いて スタスタと歩いて行った
スターカイム
月曜日 朝
パーカ
朝食後、俺はラースに話しかけた
パーカ
ラース
パーカ
ラース
パーカ
ラース
パーカ
俺は今、現実世界での状況を ラースに話した
ラース
パーカ
パーカ
ラース
ラース
パーカ
ラース
パーカ
ラース
パーカ
頭の中が否定で埋め尽くされる
何とかして最善策を立てなければ…!
ぽん…
パーカ
ラースはパニックになっている 俺の頭に優しく手を置いた
ラース
パーカ
ラース
パーカ
ラース
パーカ
19階 スターカイムの部屋前
カクターン
「え?もう?今出る」
部屋の中でそう言うと スターカイムはすぐに 部屋から出てきた
スターカイム
カクターン
2人はエレベーターに乗り込む
1階まで着くと スターカイムは受付カウンターに 真っ先に向かう
スターカイム
カクターン
ライ
カクターン
ライは船に乗り込む
船はそのまま、汽笛を鳴らして 出発した
キャンドル
カクターン
キャンドル
キャンドル
カクターン
キャンドル
キャンドル
キャンドルは奇声を発しながら 研究所へと戻って行った
カクターン
スターカイム
スターカイム
カクターン
カクターン
カクターンは目を細める
カクターン
そう呟くと 受付カウンターへと歩き出す
スターカイム
スターカイムも後ろをついて行くと…
カクターン
受付カウンターの中を覗いた カクターンが叫ぶ
スターカイム
スターカイムも後から覗く
カウンターには制服を着て 居眠りをしているハップがいた……
スターカイム
カクターン
スターカイム
話し声でハップは目覚める
ハップ
カクターン
ハップ
スターカイム
カクターン
スターカイム
スターカイム
カクターン
2人はエレベーター内で 封筒を開け、手紙を見る
『攻撃能力を向上させるためにメニューを用意した。メニューの内容は別紙に記載している。今日から4日間行うように。また、メニューをこなす際に動画を撮って送信しておくように。 痛都ライ』
カクターン
スターカイム
19階 バッカスの部屋
アーロン
アーロンは画面に映ったニュースを バッカスに見せる
バッカス
コンコン…
「おーい。ボスからの手紙を 届けにきたぞー」
外からスターカイムの声が聞こえ バッカスは扉を開ける
スターカイム
アーロン
バッカスは2枚の手紙を受け取り 扉を閉める
アーロン
バッカス
アーロン
アーロン
バッカス
アーロン
バッカス
アーロン
バッカス
[回想]
マドリーヌ 人通りの多い街並みだった
「なぁバッカス!帰りに公園寄って遊具占領して遊ぼうぜ!」
「いいなそれ! 他の奴らが来ねぇうちに行くか!」
俺は仲のいい友達と 下校している時だった
「……ん?」
俺は通り道である光景を見つける
俺と同じ歳の3人の不良に 絡まれている 明らかに俺より年下の少年…
メガネをかけて、ぎゅっと本を 握りしめていた
「あいつが今日転校してきた奴?」
「らしいな!」
公共の場で弱い者いじめや喧嘩が 起こるのは、この街じゃ 普通のことだったが…
…すごく不自然だった
「公園で他の奴らも来るから 行くぞー!」
「あぁ先行っといてくれ」
「加勢すんのか?」
「…いや」
「早くこいよ!」
友達が公園へ向かった後も 俺はその光景を遠くから見ていた
不良A「…何だこの本」
本に目をつけた不良は 少年から本を取り上げて中を見る
不良A「うわ!! 字まみれでつまんね!」
不良B「俺にも見せろよ!」
別の不良が本を乱暴に 取り上げようとすると ページがベリッと破れてしまい 本は地面へ叩き落とされた
不良B「あ、やべ」
その瞬間…
グキッ!
不良B「いってっっっ!!!」
少年がページを破った不良の 足を思いっきり踏み込んだ
あまりの痛さに不良は転げ落ちた
不良C「お前っ!!!」
別の不良が少年を殴ろうとする
少年は素早い判断で 不良の攻撃を避ける
バランスを崩した不良はそのまま 壁へ激突した…
その隙に少年は落とされた本を取る
少年が顔を上げようとすると 不良が少年の上着を乱暴に掴む
不良A「てめぇ! 舐めてると潰すぞ!!?」
少年「…殴ってみろよ」
不良A「あぁ……?」
不良は少々困惑気味だった…
不良A「言われなくとも 殴ってやるよ………!!」
不良の拳が上がったその時だった
「おい!!!!!!」
馬鹿でかい声が街中響き渡る
不良A「…くそ!裏番長だ! お前ら帰るぞ!!!」
不良たちは少年を1発も殴られず そそくさと逃げて行った…
裏番長「道のど真ん中で喧嘩すんなよ通れねぇだろクソが…」
裏番長と呼ばれた女は その場を通り過ぎ、路地裏へと 歩いて行った
少年「…」
少年はその場を去ろうとする
その時俺は思った
こんなおもしれぇ奴は他にはいない
「…お前度胸あるな! お前も公園来るか?」
俺は去ろうとする少年に 後ろから声をかけた
少年「…いい」
少年は振り向きもせずに 立ち去って行った…
「…何だあいつ……」
益々おもしろい
また会ったら声をかけようと思った
バッカス
アーロン
アーロン
バッカス
バッカス
アーロン
アーロン
アーロン
バッカス
アーロン
アーロン
アーロン
バッカス