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朝の音は、 いつもより遅れて聞こえた気がした。

アナウンス1

朝の時間に移行します。

……嫌な予感がする。

扉を開ける。

ガチャッ

廊下は、 異様なほど静かだった。

リビングへ向かう途中、 ふと気づく。

足音が、 少ない。

……人数が減ってる?

リビングに入った瞬間、 空気が凍りついた。

ジェルが、 立ち尽くしている。

ジェル

……来るな。

その声が、 異常に低い。

ころん

……っ?

さとみ

……ジェル?

ジェル

……見たら、
もう戻れん。

でも、 止まれなかった。

視線の先。

廊下の奥、 一つだけ開いた扉。

——莉犬の部屋。

全員が、 無言で近づく。

部屋の中。

ベッドの横に、 端末が落ちていた。

莉犬は、 そこにいなかった。

昨夜の犠牲者は——

莉犬

さとみ

……嘘だろ。

——疑われてない人。

昨日の言葉が、 脳裏を貫く。

【“信じられている人”】 【次に消える】

つまり。

莉犬は、 誰にも疑われてなかった。

ジェル

……くそ。

ジェルが、 床の端末を拾う。

画面には、 メモ。

【信じてた】

たった四文字。

その瞬間、 全員の心に、 同じ疑問が浮かんだ。

——誰を?

さとみ

……人狼、
二人いる。

さとみ

一人は、もう見えてる。

さとみ

でも、
もう一人は——

“疑われてない側”。

つまり。

この中に、 完璧に溶け込んでる誰か。

端末が震える。

【議論を開始してください】

もう、 逃げられない。

疑いは、 次の段階に入った。

青い夜、人狼は息をひそめる

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