みこと
___くんが居なくなっていつの間にか24時間が経ってた。
俺はまだ希望を覗くこともできない。
マイペースな君はよく寝坊したなぁ…
みこと
みこと
そんな君のことを想って5分早めた時計の針が意味をなしてなかったね。
休日にはたばこの苦手な俺を気遣ってよくベランダで吸ってたっけ…?
みこと
みこと
たまに微笑む顔も綺麗だったなぁ…
ユラ…ユラ~…(カーテンが揺れる
みこと
…いつだって君がそこにいるように感じた。
カーテンの裏からいきなり出てきて脅かしてくれるのかなぁ…ッ?
みこと
いつの間にか目の周りが熱くなって俺の頬を伝って冷たい水が落ちてきた。
みこと
おかしいなぁ…ッ笑おれ…ッが望んだはずなのに…ッ
みこと
俺のことは君が1番知ってたはずなのに…ッ
俺は…ッ何もッしらないなぁ…ッ泣
みこと
みこと
みこと
眠くなると俺の体温が上がることも
みこと
チュッ___♡
みこと
みこと
みこと
みこと
いきなりのキスが好きなのも、短めのキスが好きなのも君は知ってたよね。
今考えたって、もう遅いことは分かってるよ。
だけど…
みこと
どれだけ、俺は__くんのこと知ってたんだっけなぁ……
カサ…ッ(箱
みこと
無理やり追い出しちゃったもんね…ッ
みこと
いつも俺に「このたばこ1番好きなんだ」って教えてくれてたよねッ?
なのにッ置いていっちゃったの…ッ?
みこと
俺の嫌いなたばこ。
君がいつも好きだって教えてくれた、たばこ。
最後の足掻きだから…君が残していったもの使うね…ッ?
ボッ__ッ(火をつける
みこと
一瞬、君の匂いがした。
優しくて、ふんわりした煙も君のように見えて…
煙に隠れて君が俺を見ててくれてる気がして…
みこと
すぅぅ__っ(吸う
みこと
やっぱり…むせちゃうなぁ…ッ笑
みこと
もっと…きみのそばに居たかったよ…ッ
離れたく…ッ無かったッ
みこと
もっと…そばにいてって言えたら…ッ君はそばに居てくれたのかな…ッ?
みこと
みこと
結婚まで約束してたのに…ッ
病気なんかに…ッかかっちゃって…ッ
みこと
みこと
すちくんにわけも伝えずに、逃げ出してごめんなさいッ。
みこと
あたまが…ッぼーっとする…ッ
みこと
……もう一度だけ…会いたかったなぁ…ッ
どうせもう、生きてる価値もない俺の人生。
だけど、まだ君だけが心残りだなぁ…ッ
みこと
すちくん。
『速報です。___家の中で20代男性が__』
『タバコに____薬での____自殺とみられる__』
『_死体が発見されました__』
【たばこ】
𝘛𝘩𝘢𝘯𝘬 𝘺𝘰𝘶︎︎__.
コメント
1件
ちょッ待ってヤバイ泣く感動したまじで神作すぎん!?((殴 やばぁぁい…泣きましたよ、?(( こういうストーリー考えられるの尊敬しかないなぁ、✨