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10 - 白×水_君の気持ちを聞く、この瞬間。

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2025年01月26日

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待 っ て た で 、 こ の 瞬 間 。

夕暮れの河川敷。

春の風が優しく吹き抜ける中,

俺は幼馴染の水君と並んで歩いていた。

水君は小さい頃からずっと俺の隣に居てくれた子で,

今ではもう,双子の様な関係。

俺は,そんな水君が好きや。

上機嫌で歩いている水君を見る。

誰にも負けんような,眩しい笑顔。

その笑顔を見る度に,胸が苦しくて,

告白したい衝動に駆られる。

我慢が出来なくなった俺は,先を行く水君に声を掛けた。

白_Sho

…なぁ、水君

水_Hto

うん?ど~したの?

白_Sho

ちょっと寄り道してもええか…?

その場に立ち止まり,河川敷に降りる道を指差す。

水_Hto

うんッ‼︎い~よ~っ!

白_Sho

階段気をつけや…、

水_Hto

あら…、白~ちゃんったら紳士…✨

白_Sho

早よ行くで笑

川沿いのベンチに座ると,水君は綺麗な水面を見て,目をキラキラさせた。

水_Hto

なんか話したい事とかあるの~…?

水_Hto

もしかして……

水_Hto

恋バナッッ‼︎✨

白_Sho

水君は気付いてへんやろなぁ…笑

水_Hto

気付いてない…?何を…??

白_Sho

水君の事、ずっと好きやねん

今まで我慢してた想いを,精一杯伝える。

言葉で伝える限界値を感じていながらも,

出来るだけ短く,水君へ想いが伝わる様に。

水_Hto

……えッ、?

白_Sho

なんやその反応…笑

水_Hto

いやいやッ…、待って…

水_Hto

本気ッッ…?

白_Sho

ほんまやで、俺は冗談でこんな事言わへんやろ?

水君の表情は,なんだか動揺している様に見える。

動揺するのも仕方ない。

やって,今まで普通の幼馴染やった人に

急に告白されてるんやもんな。

なんか子犬みたいでかわええ。

白_Sho

…ずっと、水君の事好きやった

白_Sho

でもな、幼馴染やし、壊したく無いなって思っててん。

白_Sho

…やっぱ、水君の笑顔には敵わへんわ笑

水_Hto

…僕、白~ちゃんがそんな風に思ってたなんて、

水_Hto

全然気付かなかった…

白_Sho

せやろなぁ…水君、鈍いもん笑

水_Hto

うるさいッ…笑

水君はくすくす笑いながらも,その瞳は真剣なまま。

まさか白~ちゃんに告白されるなんて思ってもいなかった。

ずっと、ずっと大好きで

幼馴染っていうのを理由に、諦めて。

好きって感情に目を瞑っている自分がいた。

白_Sho

で、水君はど~なん…?

白_Sho

水君の気持ち、聞かせてや

その言葉に、僕は少し言葉を詰まらせた。

白~ちゃんの事を、嫌いなわけじゃない。

むしろ大好きなんだ。

幼馴染という関係を建前にしていた自分に、

今、こう言ってあげたい。

身近に居てくれている存在がどれだけ大きいか考えてみなって。

水_Hto

僕も…、白~ちゃんの事好き…

水_Hto

これからも、隣に居て良いッ…?

白_Sho

ええで…その代わり、恋人としておってな

水_Hto

うんッ…いる、ずっと側に居る…‼︎

白_Sho

ん…かわええな、水君

白~ちゃんが僕の手を握った。

水_Hto

(あったか…)

夕焼けが川面をオレンジ色に染める中、

俺達は暫く黙ったままその場に座り続けた。

水_Hto

…ね、白~ちゃん

白_Sho

ん…?

水_Hto

好きだよッ…

白_Sho

俺も…、俺も好きやで

水_Hto

僕の方が大好きなの…ッ‼︎

白_Sho

分かってる、笑

白_Sho

けど、もっとちゃんと言ってや、何回でも

水_Hto

なんか…、余裕あるの腹立つ…[むむ…

白_Sho

やって水君の気持ち、全部手に入ったんやもん

水_Hto

もぉ~…笑

白_Sho

大好きやで、水君

水_Hto

僕も大好きだよッ…‼︎

しょさん誕生日おめでとうございます…‼︎🎉✨ しょさんの言葉って、人生で悩んでる時に凄く助けになります…🥹 今、人生の選択に悩んでいる方がこの先、幸せでいれますように…‼︎

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コメント

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最高ですグボァ( *・д・)、;'.・ そして初兎ちゃんおめ!です

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