私と千冬君は付き合ってる
私からの告白
私からのハグ
私からのキス
千冬は、きっと
私の事好きじゃないんだ笑
同情で付き合ってくれてるんだ
千冬の好きな人はよく話してる
年上の夢さんなのかな?...笑
自分が惨めすぎて笑える
今日は久しぶりに千冬とのデート
本当に楽しみで
張り切って準備して
待ってた
なのに...
○○
またか...(ボソッ
千冬
○○ごめん
千冬
急用が入った
千冬
今日のデート行けねぇ
千冬
本当にごめん
千冬
埋め合わせはする
○○
大丈夫だよ
○○
また行こうね笑
千冬
おう
○○
っ...グスッ
○○
千冬のバカ...泣
○○
はぁ...
朝早く起きてまで可愛い格好したのに
その時間も全部無駄になっちゃったな
千冬
夢さんっ
○○
?...
○○の目線の先には
ボロボロの姿の千冬と
泣いている夢さんがいた
○○
...(私に気付いてない)
夢
っごめんねぇ泣
夢
千冬...泣
夢
私のせいでそんな怪我...泣
千冬
大丈夫っす!
千冬
夢さんのせいじゃないっ!
夢
うぅ...でも泣
○○
?!
千冬は泣いている夢さんを抱き寄せハグをした
夢
っっ
夢
千冬...?
夢
っ...だめだよ...
夢
彼女がいるんでしょ...?!
千冬
はい、でも...
千冬
ほっとけません!
○○
....
私とのデートより
喧嘩優先か...
○○
...笑
○○
.....
分かってる...
分かってるんだよ...
千冬の1番が私じゃないのは...
○○
.....しょうがないんだってば...泣
その日、○○は泣き続けた
誰のせいでもない
この寂しさを、何処にもぶつけることが出来なくて
ただひたすらに声を上げて泣いた
○○
っ...泣
次の日も
その次の日も
私は学校に行かなかった
ピーンポーン
○○
っはぃ...
千冬
....
○○
っ!
○○
千冬君...
千冬
よっ
千冬
....?
千冬
どうした、なんで...
千冬
そんなに目が腫れてんだ?
○○
っ...
千冬
泣いたのか...?
千冬
なんかあったのk
○○
なんで来たの
千冬
えっ....と
千冬
...学校来ないから、心配で
○○
帰って
千冬
っは?
千冬
なんでだよ?
千冬
俺はお前を心配して...っ
○○
っっ
○○
もう...っ
○○
いいよ...
千冬
...は...?
○○
....
千冬
んだよ、もういいって...
○○
...別れよ
千冬
は.....?
千冬
な、んで
千冬
なんでっそんなこと言うんだよ?!
○○
...ごめんね
○○
私が馬鹿だったんだ
千冬
?...
○○
千冬君には好きな人がいるのに
○○
告白した私が、
○○
馬鹿だったんだよ...
千冬
何言ってんだよ...
○○
同情で付き合ってもらっただけなのに
○○
浮かれて
○○
傷ついて
○○
......ほんと
○○
惨めだなぁ...泣
千冬
っ
千冬
さっきから、何言ってんだよ...
○○
...千冬君って、
○○
夢さんが好きなんでしょ...?
千冬
は....?
千冬
俺の好きな人は、お前だよ...?
○○
......
○○
そうは思えないな...笑
千冬
っ...なんで...
○○
デートに誘うのも、
○○
手を繋ぐのも
○○
話しかけるのも
○○
全部全部私から
○○
.....この間、見ちゃったんだ
○○
千冬君が夢さんにハグしてるの
○○
.....こんな気持ちになるなら...
○○
好きになんてならなきゃ良かった...
千冬
っっんなこと言うなよ!
○○
(びくっ
千冬
俺はお前が好きだよ...!
千冬
...本気だから...嘘じゃねぇよ、
千冬
同情で付き合ったりなんてしねぇよ!
○○
......
○○
でも...
千冬
夢さんは友達!
千冬
本当だから!
千冬
...き、キスとか、するのも...
千冬
...恥ずかしかった、だけだから...///
○○
...ほんと...?
千冬
ほんと!
千冬
.......ごめんな
千冬
不安にさせて
千冬
喧嘩優先しちまって、ごめん...
○○
っ......千冬君...泣
ぎゅ
千冬
ほんとに、ちゃんと好きだから
○○
...うんっ
千冬
......○○も言って
○○
好きだよ...
○○
大好き...







