主
主
主
主
おやすみ司
天馬母
天馬母
司
司
安城 凛
司
安城 凛
司
安城 凛
司
天馬母
安城 凛
安城 凛
天馬母
司
司
天馬母
天馬母
安城 凛
安城 凛
司
それから半年の間土日に凛ちゃんに会いに行った
その内司とも呼ばれるようになって 仲が良くなっていった
学校では男子にいじめられていることは変わらなかったが
凛ちゃんといる時は自分でいれた
αだからと、お兄ちゃんだからと、1人寂しく冷えたご飯も孤独な時間も
凛ちゃんのことを考えると孤独さを感じなかった
そういつのまにか好きになっていた
でも俺が知っているのは凛ちゃんが精神病であると言うことだけだ
なんの病気なのか何故そうゆう風になったのか聞かないままでいた
聞くのは無神経だ…小さいながらもなんとなくそう思った
とある日凛ちゃんの病室へ行くと、凛ちゃんは泣いていた
何があったんだと聞くと
クラスメイトが会いに来たの
と言った
でもそう言った凛ちゃんの表情は 鋭い目つきで、でも怯えているようで 初めて見た表情だった
好きな人がそうなっているのを見て 居た堪れなくなった
俺で良ければ相談に乗ってやるぞ!
いつも以上に元気で頼りあるように言った
すると凛ちゃんは話をしてくれた
安城 凛
それを聞いた瞬間身の毛が立つほど、体中の血液の流れを感じた
全てが一致したのだ
何故、凛ちゃんの前だと普通に喋れるのか、安心するのか
好きになったのか
多分それは運命の番だったからだった
その言葉を聞いて嬉しく思った
俺達は番になれる
すぐに俺はαと伝えようとした
だけど言えなかった
彼女は言った
安城 凛
言ってはダメだと本能が言ったようだった
司
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
司
安城 凛
ゴグッ
安城 凛
安城 凛
安城 凛
司
司
司
安城 凛
安城 凛
感謝しないで欲しかった
結局自分がαと言わなかった 情けない俺を
あの時俺は笑えていただろうか?
大分それから日が経った
その日俺は多分焦っていたんだ
母さんが言った言葉に
天馬母
天馬母
司
天馬母
司
天馬母
天馬母
司
天馬母
天馬母
天馬母
司
天馬母
司
司
司
司
天馬母
天馬母
司
天馬母
司
俺はいいお兄ちゃんでαで…
司
司
天馬母
天馬母
司
多分今思うと誰も悪くない
咲希も大分良くなった、 遠い送迎も終わって家族としては嬉しいことだ
でも、いじめられて孤独でそんな中生きていけたのは凛ちゃんとお話しできたから
俺は離れてしまったら生きていけない
会いたい
離れたくない
天馬母
司
司
天馬母
司
司
司
咲希
咲希
司
咲希
咲希
司
咲希
咲希
咲希
咲希
司
咲希
司
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
司
今日で会えなくなるそう言わなければいけなかった
でも言えなかった
言ってしまえば心も離れてしまうそんな気がした
安城 凛
司
司
司
安城 凛
安城 凛
安城 凛
司
安城 凛
司
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
司
安城 凛
司
司
すっかり日が暮れてしまった
そろそろ伝えなければ
司
安城 凛
安城 凛
司
司
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
これから…この先会うことはないだろう
そしていつか凛ちゃんがいいαに出会って番になってしまう
俺のことなど忘れて
司
安城 凛
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
早く番にならなければもう
司
司
司
司
安城 凛
司
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
安城 凛
司
安城 凛
安城 凛
安城 凛
ジャララッ
ゴグツ
司
司
安城 凛
安城 凛
司
看護師
看護師
看護師
司
安城 凛
看護師
司
ガラッ
安城 凛
安城 凛
司
司
司
天馬母
司
天馬母
司
天馬母
看護師
看護師
司
看護師
司
看護師
司
看護師
看護師
司
看護師
看護師
看護師
司
司
看護師
看護師
看護師
看護師
窓から飛び降りて…
その後のことはほとんど覚えていない
高さもあって、即死だった。
凛ちゃんの親からは頬を一発叩かれた後に泣いて謝られた
俺はごめんなさいと言い続けていた
すると、俺を凛ちゃんの使っていた病室入れてくれた
そこにあったにはメモがあった
一言
私も司と番になりたかった
…と
メモの端は涙で濡れていた
悲しくてでも涙は流れなくて訳がわからなかった
そしてみんなにバレないよう俺は 凛ちゃんの飲んでいた薬瓶を手にした
そっからはあまり覚えていない。
いつのまにか家にいて、 自室にこもって言った
俺が…笑顔にするからな
そして大量の薬を口に含んだ
意識は自然と、遠のいていく だが、左腿に冷たさを少し感じた
俺は凛ちゃんがいなくなってから 初めて泣いていた
そして意識は消えた
おやすみ、司
主
主
主
主
主
コメント
10件
えー!?以外!
ストーリー好きすぎる