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性に囚われる

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性に囚われる

9 - 8話 あなたのところへ

♥

925

2022年02月20日

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また遅くなりましたすみません…

過去編これで終わりです

モブ 司総受け キャラ崩壊 薬表現 闇bl注意 死表現

ではどうぞ

おやすみ司

天馬母

起きて司

天馬母

帰るよ?

っんあぁ?

母さん?

安城 凛

おはよう。よく寝たね

もしかしてショーの最中に寝てしまったのか⁈

安城 凛

寝るシーンしてたら、寝ちゃってたよ

スターとしてあるまじきことだ!

安城 凛

うふふ、リアルな演技であったぞ?

くぅうう

天馬母

安城さんもありがとうね

安城 凛

いえいえ

安城 凛

これからも司くんともっとお話ししたいんですけど⁇ダメですか

天馬母

ありがとう、少し司を1人にしてしまうことがあるからそうしてくれると私も助かるわ

いいのか?母さん‼︎

ありがとう!

天馬母

じゃあそろそろ帰ろうかしら

天馬母

ありがとうね。安城さん

安城 凛

いえ

安城 凛

またね司くん

またな!

それから半年の間土日に凛ちゃんに会いに行った

その内司とも呼ばれるようになって 仲が良くなっていった

学校では男子にいじめられていることは変わらなかったが

凛ちゃんといる時は自分でいれた

αだからと、お兄ちゃんだからと、1人寂しく冷えたご飯も孤独な時間も

凛ちゃんのことを考えると孤独さを感じなかった

そういつのまにか好きになっていた

でも俺が知っているのは凛ちゃんが精神病であると言うことだけだ

なんの病気なのか何故そうゆう風になったのか聞かないままでいた

聞くのは無神経だ…小さいながらもなんとなくそう思った

とある日凛ちゃんの病室へ行くと、凛ちゃんは泣いていた

何があったんだと聞くと

クラスメイトが会いに来たの

と言った

でもそう言った凛ちゃんの表情は 鋭い目つきで、でも怯えているようで 初めて見た表情だった

好きな人がそうなっているのを見て 居た堪れなくなった

俺で良ければ相談に乗ってやるぞ!

いつも以上に元気で頼りあるように言った

すると凛ちゃんは話をしてくれた

安城 凛

私Ωなの

それを聞いた瞬間身の毛が立つほど、体中の血液の流れを感じた

全てが一致したのだ

何故、凛ちゃんの前だと普通に喋れるのか、安心するのか

好きになったのか

多分それは運命の番だったからだった

その言葉を聞いて嬉しく思った

俺達は番になれる

すぐに俺はαと伝えようとした

だけど言えなかった

彼女は言った

安城 凛

私α恐怖症なの

言ってはダメだと本能が言ったようだった

な、何故なんだ?

安城 凛

私中学生になってΩっていうことがクラスのみんなにバレちゃったの

安城 凛

…なんでバレたのかは分からないんだけどね

安城 凛

それから生活は一変した

安城 凛

友達だった子は離れて行って 
男からは気持ち悪い視線で見られた

安城 凛

次第に女は嫉妬で私をいじめるようになった

安城 凛

どんどんいじめはエスカレートしてね…服を破かれたり、着替え中をみんなに見られたり暴行は当たり前で

安城 凛

そんな時にαの先輩が助けてくれたの…

安城 凛

でもアイツは…助けるつもりをして

安城 凛

あぁ”ッダメ殺してやりたい殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

だ、大丈夫か⁉︎

安城 凛

薬ッくすり

ゴグッ

安城 凛

…ごめんね司

安城 凛

この通り安定剤が無いとダメになっちゃって

安城 凛

それで入院しているの

話してくれてありがとう

俺がしてやれることは無いかも知れないけど…でも

笑顔にさせるから

安城 凛

司と会えてから発作も減ったの

安城 凛

ありがとう司

感謝しないで欲しかった

結局自分がαと言わなかった 情けない俺を

あの時俺は笑えていただろうか?

大分それから日が経った

その日俺は多分焦っていたんだ

母さんが言った言葉に

天馬母

司、咲希の体調が大分良くなったから退院することになったの

天馬母

明日の日曜日で最後になるから、急でごめんね

じゃ、じゃあもう会えなくなるのか?

天馬母

⁇誰に?

り、凛ちゃんに

天馬母

そうね

天馬母

でも、咲希が良くなってよかったわ

俺には凛ちゃんがいないと

天馬母

…あなたも、もう少ししたら中学生じゃない

天馬母

それにお兄ちゃんでしょ?
それにαだわ

天馬母

お願い言うことをきいて

またα…

天馬母

⁇ごめんなんて言ったの?

俺は絶対に嫌だ

会えなくなるのだけは

俺の

(運命…)

天馬母

司っ!

天馬母

しょうがないことなの‼︎

でも

天馬母

αでしょ⁈

あ、

俺はいいお兄ちゃんでαで…

わか、った

ごめん母さん

天馬母

こっちこそごめんね

天馬母

今日はもう寝なさい

おやすみ母さん

多分今思うと誰も悪くない

咲希も大分良くなった、 遠い送迎も終わって家族としては嬉しいことだ

でも、いじめられて孤独でそんな中生きていけたのは凛ちゃんとお話しできたから

俺は離れてしまったら生きていけない

会いたい

離れたくない

天馬母

司行くわよ

分かったぞ!

今向かう!

天馬母

行ってきます

行ってきます

(今日で最後)

咲希退院おめでとう

咲希

ありがとうお兄ちゃん!

咲希

それでも家よりもう少し近い方に移ることになるんだけどね

でも、大分良くなったじゃないか!

咲希

うん!

咲希

早く、いっちゃん達に会いたいなぁー

会えるさ!

咲希

そっかー

咲希

…お兄ちゃん凛さん会いに行かないの?

咲希

最後でしょ?

咲希

いってきな!

ありがとう咲希

咲希

うん

司だ!入ってもいいか?

安城 凛

あっ!どうぞ!

おはよう

安城 凛

おはよう司!

安城 凛

今日は早かったね

…うん

今日で会えなくなるそう言わなければいけなかった

でも言えなかった

言ってしまえば心も離れてしまうそんな気がした

安城 凛

今日はどんなシチュエーションでする?

あっ

-ッ

今日は勇者が姫と運命の恋に落ちる話をしないか?

安城 凛

恋愛もの?珍しいね

安城 凛

オッケー

安城 凛

じゃあ私は勇者がいいなー

えっ⁈おれが勇者だろ!

安城 凛

司くん可愛いから!大丈夫‼︎

あんまり嬉しくないのだが?

安城 凛

あははッ勇者は譲らんぜよ

ッ〜分かった‼︎俺が姫役をする

安城 凛

姫が主役のストーリーにしないとね

安城 凛

これが運命という者なのか?

ゆ、勇者様//

安城 凛

司めっちゃ可愛い‼︎いいじゃん!

くぅううゔ

褒められてるはずなのに嬉しくない

すっかり日が暮れてしまった

そろそろ伝えなければ

あっの

安城 凛

あっ!もうこんな時間そろそろ帰らないとじゃん!

安城 凛

寂しくなっちゃうなー

ッァ

俺、

安城 凛

ん?

俺αなんだ

安城 凛

え?

安城 凛

なんの冗談?

だから、俺αなんだ

安城 凛

…本当なんだね

安城 凛

…そっかでもなんとなくそんな気はしてた

安城 凛

でも、別に司がαでも発作起きないや

安城 凛

流石だね、スターは違う

えっ、今まで隠してきたこと怒らないのか?

安城 凛

うん、言いづらいことだしね

安城 凛

これからは隠しごとなしだよ?

これから…この先会うことはないだろう

そしていつか凛ちゃんがいいαに出会って番になってしまう

俺のことなど忘れて

運命の番って信じるか?

安城 凛

…!

安城 凛

っなんの冗談⁇

だから運命の番だ

安城 凛

私はそんな人信じない

安城 凛

だからこの話はやめよう?

早く番にならなければもう

俺達は絶対運命の番だ、

俺と番になってくれないか?

…?

凛ちゃん?

安城 凛

ごめ、  ゴメンナサイ

え?

安城 凛

違う私達は…

大丈夫…か?

安城 凛

近寄らないで!

安城 凛

やめてこないで‼︎

安城 凛

私達は

安城 凛

私は醜いΩ、違う違う

安城 凛

触らないで、怖い怖い怖い怖い

凛⁈

安城 凛

あっッァア、せ、先輩?

安城 凛

先輩ッやめてやだっ

安城 凛

…薬ッ薬

ジャララッ

ゴグツ

…⁈凛ちゃん‼︎

それ以上飲んだら‼︎

安城 凛

落ち着かないどうして…

安城 凛

もっともっと

やめてくれ!

看護師

何してるんですか!

看護師

早く医者を!

看護師

あなたは部屋から出て行って下さい

えっ凛ちゃん

安城 凛

やめて、呼ばないで

看護師

早く出て行ってください!

あっ

ガラッ

安城 凛

触らないでっ!

安城 凛

やめって!

俺の所為…

俺が番になろうと…

俺の…

天馬母

司ッ‼︎どうしたの?何があったの?

えっ、あっ俺が俺が…

天馬母

…無理に言わなくていいわ

俺っ本当に…

天馬母

落ち着いて司

看護師

すみません大分落ち着いたようなので

看護師

僕、なんの話してたか教えてくれるかな⁇

はい

看護師

なんのお話をしてたの?

…運命の番…について

看護師

…‼︎もしかして凛ちゃんに番になろうって言うこと言った?

…はい

看護師

知らなかったからしょうがないかも知れないけどね

看護師

凛ちゃんの先輩が運命の番なんだって番になろうって無理矢理、番になったの

…え…

看護師

それから彼女はカラに閉じこもっちゃって、でも最近元気になってきたの

看護師

司くんに出会えてよかったと思う。だけどね、彼女には一番言っちゃいけないことだったんだよ

看護師

別に誰も悪くない、気にしちゃダメ

俺、どうしたら…

謝りに…謝りに行かないと

看護師

そうね、もう少ししたら

看護師

看護師

すみません‼︎失礼します。凛ちゃんが

看護師

今…

窓から飛び降りて…

その後のことはほとんど覚えていない

高さもあって、即死だった。

凛ちゃんの親からは頬を一発叩かれた後に泣いて謝られた

俺はごめんなさいと言い続けていた

すると、俺を凛ちゃんの使っていた病室入れてくれた

そこにあったにはメモがあった

一言

私も司と番になりたかった

…と

メモの端は涙で濡れていた

悲しくてでも涙は流れなくて訳がわからなかった

そしてみんなにバレないよう俺は 凛ちゃんの飲んでいた薬瓶を手にした

そっからはあまり覚えていない。

いつのまにか家にいて、 自室にこもって言った

俺が…笑顔にするからな

そして大量の薬を口に含んだ

意識は自然と、遠のいていく だが、左腿に冷たさを少し感じた

俺は凛ちゃんがいなくなってから 初めて泣いていた

そして意識は消えた

おやすみ、司

今回ここまで

次は攻め達も出てきます

英検と、テスト期間被って
投稿遅くなりました

待ってくださった方ありがとうございます

頑張って行くのでよろしくお願いします

この作品はいかがでしたか?

925

コメント

10

ユーザー

えー!?以外!

ユーザー

ストーリー好きすぎる

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