紗知
クラスの人気者になっちゃったな!
?
それは良かったね!
?
ところで次は、どのくらい人気になりたいのかな?
紗知
まだ人気にしてくれるの!?
?
もちろんさ!
紗知
じゃあ次は〜・・・
紗知
学校の人気者!
?
じゃあ僕が合図したら、にこちゃんを後ろから押してね!
紗知
にこちゃんを?押す?
紗知
かわいそうだよ!
?
だって人気者になりたいんでしょ?
紗知
そうだった!
紗知
ちょっと押すくらいなら大丈夫だよね・・・
階段にて
?
今だ!
紗知
う、うん!
紗知は、にこの事を後ろから押した
にこ
きゃあっ!
にこは階段から激しく落ちた
紗知
えっ!?
紗知
にこちゃん!大丈夫!?
紗知
先生!!にこさんが!
先生
なんですか・・・
先生
に、にこさん!?大丈夫ですか!?
にこは救急車で運ばれた
先生
ありがとう、紗知さんのおかげでにこさん、
先生
一命を取りとめたみたい
先生
あと1歩遅かったらにこさんは・・・
紗知
先生っ!実は・・・
?
人気者になりたいんでしょ?
紗知
あっ・・・
先生
ん?どうしましたか?
紗知
いっいえ、なんでもありません・・・
先生
そうですか、
先生
あ、明日の生徒朝会で表彰されることになったから。
紗知
ひ、表彰!?
先生
あなたは凄いことをしたんだから!
紗知
はい・・・
紗知
(まぁ、これで人気になれるならいっか!)