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レイ

はじめましてレイラさん

レイ

お忙しい中急にごめんなさいね

レイラ

いえこちらこそ貴重なお時間を奪ってしまい申し訳ございません

レイ

いいのよ

レイ

この歳じゃもうこうやって話す事しか出来ないのですから

レイ

レオ

レイ

貴方は少し違う部屋に居てちょうだい

レオ

わかった

レイ

,,,さてレイラさん

レイ

レオからなにか話は聞いて居るかしら

レイラ

少しだけですが聞いています

レイ

なるほどじゃあ

レイ

昔話でもしましょうか

レイ

昔の私は旦那に会うまで隣国の聖女をしていてね

レイ

色んなところを回って色んな人を助けてたの

レイ

だけどある時疲労で倒れてしまってね

レイ

,,,あれ、ここは?

リオ

リオ

大丈夫ですか?

これが私と旦那の初めて会った日の出来事

私はこの瞬間旦那に一目惚れしてね

レイ

結婚してください

リオ

え?

リオ

ごめんなさい

レイ

ですよね

当然振られてしまったし

その時は私も旦那も婚約者がいたの

それでその婚約者が

オリバーの実の母親

ミオ

リオ様

ミオ様だったの

レイラ

(?!どうゆうこと,オリバーのお母さんはレイ様なんじゃ??)

ミオ

!この方は

リオ

ここで倒れていたから助けたんだ

ミオ

そうじゃなくて

ミオ

聖女様よ

リオ

え!?

レイ

改めて初めまして

レイ

私はレイ・トーナ

レイ

隣国で聖女をしています

ミオ

初めまして聖女様

ミオ

私はミオ・ランドゥー

ミオ

彼はリオ・ベルティーニ

リオ

はじめまして

リオ

お会いできて光栄です

初めて見たの

あんなに互いを愛し合ってる人達を見たのは

あと私の元婚約者はレオの実の父親だったのだけど

どんなに私が話かけても

ロイド

あぁ

とか

ロイド

またにしてくれないか

ばかりで

愛し合ってる2人を見て凄く私が惨めに見えたの

だからあの時はすぐに帰ったわ

そして1年近く経ち私もその事を忘れて結婚の準備をしている時期に

ミオ様の父親が倒れてしまってね

経済難になってしまったの

ミオ

聖女様!

レイ

!貴方は

ロイド

レイどうした

レイ

知り合いが来たのです

ロイド

そうか

ロイド

じゃあ僕はあっちで待っている

レイ

ありがとうございます

ミオ

聖女様

レイ

落ち着いて

レイ

2人でゆっくり話せるところに移動しましょう

ミオ

ありがとうございます

ミオ

ここは

レイ

私の秘密基地です

レイ

まぁほぼ2人でゆっくり話したい時のための部屋です

ミオ

そうなんですね

レイ

それじゃあ

レイ

何があったか教えてくれますか

ミオ

わかりました

ここからはさっき言った通り

父親が倒れ経済難になった事と

ミオ

もしかしたらリオと婚約破棄をしないと行けないかもしれないです

レイ

婚約破棄の話

レイ

それはどうしてでしょうか

ミオ

彼の両親は金に目がなくて

ミオ

経済難の私達ランドゥー家は用済み

ミオ

婚約破棄したい

レイ

そんな

レイ

もし婚約破棄したとしてもミオ様は誰と

ロイド

私と

レイ

レイ

ロイド様!

ロイド

私とランドゥー家

ロイド

レイとコースキー家が

ロイド

婚約すればいいだろう

レイ

,,,!確かにでもそれならミオ様とリオ様が離ればなれに

ミオ

いいです

ミオ

彼が幸せになれるならそれで

ロイド

じゃあそれで決まりだな

ロイド

私から話は通しておく

それからは何もかもが早かった

私と旦那,ミオ様とロイド様の婚約,結婚

リオ

,,,!聖女様!

リオ

ミオは、、

レイ

ここに居ます

ミオ

リオ!

ロイド

ミオ・ランドゥー使用人が居る中抱きつくのは如何なものかと

ミオ

,ごめんなさい

ロイド

まぁ仕方ないか

ロイド

,,レイ少し話さないか

レイ

えぇ

ロイド

早速だが

ロイド

月に一度だけ4人で会おうと思っているのだが

ロイド

君の意見を聞きたい

レイ

!とてもいい案だと思います

ロイド

では2人にも伝えておこう

レイ

わかりました

ロイド

あと

ロイド

僕が本当に愛しているのは君だけだ

レイ

,,,

レイ

そんな大声で話すと聞こえてしまいますよ

ロイド

君はどうなんだ

レイ

,,

レイ

私も愛しているわロイド

ロイド

そうか

レイ

戻りましょう

レイ

あまり長い時間話すと怪しまれてしまうわ

ロイド

あぁ

ロイド

行こうか

この1年半で私達もちゃんと愛し合えてた事も婚約破棄してから分かってしまった

そしてその日の夜

ミオ

では私達は一度帰ります

ロイド

本気か?

ミオ

え?

リオ

ミオ今外は土砂降りで帰れる状況じゃ無かったよ

ミオ

そうなのね

レイ

では皆さん今日は泊まっていってください

こう言ってしまったのが間違いだったのかしらね

この日の深夜

なかなか寝付けなくて少し屋敷内を散歩していたの

その時

リオ

ミオ

ミオ

リオ駄目よこんな所で

リオ

許してくれ君に触れられる最後の日なんだ

ミオ

月に一度会えるじゃない

リオ

少なすぎるし

リオ

夜まで一緒に居れないだろう

ミオ

,,,仕方ないわね

ミオ

今日で最後よ

その時は怖くて逃げてしまってね

ロイド

?レイ

レイ

!オリバー様?

ロイド

どうしたんだそんなに焦って

レイ

いえその

レイ

実は

ロイド

,,そうか

ロイド

レイ付いてきてくれ

レイ

?はい

レイ

いやッオリバー様

ロイド

変な抵抗はしない方がいい

レイ

でももう婚約者じゃないのに

ロイド

,,君は僕を愛していないのか?

レイ

愛してるわ

ロイド

じゃあ許してくれ

ロイド

僕から最後のお願いだ

レイ

,,,分かった

ロイド

ありがとうレイ

ロイド

ずっと愛しているよ

そして次の日彼とミオ様は行ってしまった

それから地獄のような1ヶ月が続いた

口を開けばミオ様の事

何か言えば暴力

そんな1ヶ月がたとうとした時私とミオ様の妊娠が発覚したの

リオ様はとっても嬉しそうに

リオ

早く会いに行こう

本当にミオ様しか見てない事が分かったし

会いに行った時も蚊帳の外だったわ

でもロイド様だけは

ロイド

体調は大丈夫なのか

ロイド

なにか心配な事はないか

色々気にかけてくれたの

あとね僕との子なのか何回も聞かれたの

レイ

もちろんリオ様とはなにも無かったから

レイ

もちろんロイド様との子だと断言出来たわ

レイラ

でもレオはミオ様とレイ様の子じゃ

レイ

実はそれね

レイ

嘘なの

レイラ

レイ

今彼は牢獄にいれられてるでしょう

レイ

あれが彼なりの復讐と謝罪よ

レイラ

それは

レイラ

どうゆう

コンコン

ノア

レイラちゃん

レイラ

お姉様?!

ノア

ごめんなさい少し着いてきてもらえる?

ノア

それと

ノア

レイさんも

レイ

あら私が行ってもいいのかしら

ノア

もちろん

ノア

とりあえず早く行きましょう

転生してモブ生活楽しもうと思ったのになんか違う?!

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