コメント
8件
いい話だなぁ(´•ᴗ•̥`)
彼もまた、同じことを考えていただろう。
時が止まって見えた。
花びらが、あの時の英語のプリントだと錯覚してしまうかと思った
この前の事のように、学生の頃が思い出せる
あの時は、放課後で、日直だった
階段で、プリントを撒き散らした。
ひらひらと落ちる花びらが、
夕日を受けて、キラキラと光る
花びらの数だけ、思い出があるような気がした
私たちの時間を進める人は、誰もいない
ただ、2人だけの時間が流れた
消太さんが、手を伸ばした
そう、花びらを捕まえていたのだ。
夢主
相澤消太
絶対に嘘だ。
だけど、目の前の彼は私を見るばかり
夢主
相澤消太
相澤消太
夢主
そう言うと、静かに近づいてきた
夢主
相澤消太
夢主
夢主
ちゅっと、軽いキスを唇に落とされる
夢主
消太さんは、だるそうに口を開けた
相澤消太
夢主
夢主
相澤消太
夢主
夢主
相澤消太
夢主
相澤消太
そう言うと、また歩き始めた
相澤消太
夢主
置いていかれそうになったので、
素早くその背中を追いかけた
夢主
そう声をかけると、彼は振り向き、手を出してきた。
相澤消太
夢主
手をギュッと握った
少し歩いて、突然に足を止めた。
相澤消太
ちゅっ、
夢主
今度は私が、触れるだけのキスをした
相澤消太
相澤消太
にやっと、笑った
夢主
相澤消太
そうやって笑う彼は、
私を離すつもりなどないみたいだ
けれど私も、
彼から逃げ出すつもりなどなかった
その日は、今までの中で忘れられない日になった。
最初で最後。
˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚END