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『空想人間。』

『空想人間。』

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3

第3話

♥

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2020年07月30日

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『空想人間。』

第3話

それから

りいぬくんは毎日のように、ここの神社に来た

「なんで来たの?」って聞いたら

「会いたいから」

だって

ほんと、甘え上手だよな

こーゆー子なら

すぐに恋人とか出来るんだろうな

え、同い年なの?

みたい…だね‪w‪w

凄い偶然‪w‪w

だね‪w‪w

学校は?どうするの?

んとー…

ころちゃんが着てる制服、その制服俺の家にも届いたから

多分同じ学校だと思う

へぇ…

ちょっと

ちょっとだけね

嬉しいかもしれない

(なんて、)

(本人には口が裂けても言わないけど)

りいぬくんは、僕の3つ隣の教室に転校してきた

クラスが離れてるってのに

りいぬくんは休み時間になる度、僕に会いに来た

周りには「付き合ってる!?」と騒がれたが

「ちょっと前から知り合いなだけ」と言うと、あっという間に男子達は散りばっていった

へへ、こーろーちゃんっ

何してたの?

んん、

居眠りしてた……

えー‪w‪w

授業はちゃんと受けなよ‪w

だって眠いしさ〜‪w‪w‪w‪w

りいぬくんと話している時は

いつも作り笑いで生きている僕も

ちゃんと、心から笑えていたのかもしれない

だんだん、お互いの家に遊びにも行くようになって

一緒に出かけたり、写真撮ったり

たまにはお泊まりもして

彼は親友のような存在になっていた

あ!!この写真のころちゃん変な顔してる!

はぁ!?‪w

ちょ、ま、りいぬくんの変な顔した写真探すわ

いや辞めろし‪w‪w‪w‪w

そんな、たわいもない会話でも

“幸せ”だったなって

りいぬくんはどんどん

僕にとって、大切な存在になっていった

真実なんて、知りもせずに

♡1000〜

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