來斗
うーん・・・
梨桜
どうしたの、來斗兄?
來斗
最近、梨桜の夢ばかり見てる気がする・・・
梨桜
えー、また見たの?
來斗
うん、桜みてた
梨桜
・・・良かった、死んでなくて
梨桜
梨桜
あ、でもね來斗兄
梨桜
誰かが死ぬ夢見ると、いい事が起きるんだって~
梨桜
いいことあったら、私に感謝してよね!
來斗
う、うんw
來斗
來斗
じゃあ、ありがと
梨桜
ん?もういい事あったの?
來斗
・・・梨桜がいて、安心したから
梨桜
なにそれ~w
梨桜
私を彼女かなんかと勘違いしてない?ww
來斗
ち、違う!そういうわけじゃ・・・
梨桜
ふふっ・・・
梨桜
奈桜
梨桜姉ちゃん~!!
梨桜
梨桜
あ、奈桜、どうしたの?
奈桜
あのね、駅前に新しいカフェ出来てたんだ!
奈桜
一緒に行かない!?
梨桜
うん、いいよ。行こっか
奈桜
わぁ~い♡
奈桜
奈桜
あ、來斗兄ちゃんも行く?
來斗
來斗
いや、俺はいいよ
來斗
2人で行っておいで
奈桜
うん!
奈桜
行ってきます!
來斗
おう、行ってらっしゃい
來斗
來斗
(なんだろ、梨桜、なにかいいかけてた気がする・・・)
來斗
(まぁいいか)
幾斗
來斗兄、ちょっといい?
來斗
お、どした?
梨桜が死んだ”夢”をみてから1週間は過ぎた。
俺は、あれは夢だと思っていた。
それからしばらくして、俺はまた梨桜の夢をみた。
梨桜は、また夜桜の下に立っていた。
この前は逆光もなかったのに、顔が見えなかった。
でも今日は、顔がハッキリ見えた。
真顔だった。
しかし、目に少し寂しさがあった気がした。
梨桜
・・・あと3日
・・・そこで夢が終わるはずだった。
しかし、そこで夢は終わらず、梨桜はゆっくりとこちらを見た。
そして、こう言った。
梨桜
はやく・・・を・・・て・・・
幾斗
・・・て
幾斗
起きて
幾斗
來斗兄!起きろ!
來斗
いった!
來斗
・・・なんだ、夢か・・・
幾斗
夢か・・・じゃないよ!
幾斗
またこんな所で寝てる!
幾斗
風邪ひくぞ
來斗
・・・なにも叩くこと・・・
幾斗
來斗兄がいつまで経っても起きないからだろ
幾斗
もう晩御飯だから起きろ
來斗
・・・うん
來斗
來斗
なぁ、幾斗
幾斗
なんだよ?
來斗
3日後って・・・なんかあったっけ?
幾斗
・・・3日後?
來斗
ああ
幾斗
・・・・・・
來斗
・・・なんで黙るんだよ
來斗
知らないなら言えよ
幾斗
・・・知らない
來斗
・・・そっか
幾斗
知らない
幾斗
知らない
來斗
・・・幾斗?
來斗
來斗
・・・!?
幾斗は俺の首を締めてきた。
首を締めながら、こう言った。
幾斗
お前なんか・・・知らない






