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すみれ
ぐるっ
すみれ
すみれ
ｶﾞﾀﾝｯｺﾞﾄﾝｯｶﾞﾀﾝｯ
すみれ
＿＿学校終わり.放課後＿＿
雨が降っていた.
一部の女子
一部の女子
すみれ
ｺﾞｿｺﾞｿｯ
鞄の中をあさる.
すみれ
すみれ
彼の持っていた傘を手に取る.
すみれ
＿＿駅のホーム＿＿
ﾊﾞｼｬｯ
水溜まりを踏む.
すみれ
駅員
すみれ
すみれ
ﾊﾟｯﾊﾟｯ
自分の身体についた水をはらう.
駅員
龍樹
龍樹
ざんっｶﾞｺﾝｯ
ドアを手で開く.
龍樹
すみれ
駅員
すみれ
彼は傘を持っていなく, すみれと同じ様にびしょ濡れだった.
すみれ
すみれ
彼に傘を差し出す.
彼は咄嗟に私を見る.
ｶﾞﾀﾝｯｺﾞﾄﾝｯ
すみれ
龍樹
ｶﾞﾀﾝｯｺﾞﾄﾝｯ
龍樹
彼は私を笑顔で見つめる.
ﾄﾞｷﾝｯ
すみれの心が弾む.
龍樹
ｶﾞﾀﾝｯ
大きく揺れる.
龍樹
ﾊﾟｼﾘｯ
すみれの近くのたて柱を持つ.
すみれ
すみれ
ﾄﾞｷﾄﾞｷ
龍樹
ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝｯ
すみれ
龍樹
二人の声がはもる.
” あたし、
龍樹
ｸｽｸｽｯ
すみれ
” 何 フツーにしゃべってんだろ ”
駅員
龍樹
すみれ
すみれ
すみれ
龍樹
すみれを見つめる.
駅員
ﾌﾟｼｭｰｰｰ
ﾎﾟﾝｯ
彼に返した傘を ドアが閉まるスレスレに傘を すみれに投げた.
すみれ
龍樹
龍樹
ﾊﾞﾝｯ
ドアが閉まった.
ｶﾞﾀﾝｯｺﾞﾄﾝｯｶﾞﾀﾝｯ
龍樹は通りすぎていく 電車と,私を見つめながら笑顔で 手を振る.
すみれ
すみれ
すみれ
きゅ
私は傘を握りしめる.
ﾊﾟｧﾝ
ｶﾞﾀﾝｯｺﾞﾄﾝｯｶﾞﾀﾝｯ
続き出します!! 良かったら💜お願いします!!.゛ 気に入って貰えると嬉しいです!!
