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こっちはもう昼ですね(笑)こんにちは ダークな雰囲気の話で好きです🫶🏻今回も神作ありがとうございます.ᐟ.ᐟ 質問コーナー需要ありまくりです.ᐟ(笑)
今日長めか!?嬉しい〜! 質問コーナーええやんええやん( ◜ω◝ )
おはようございます!といっても見るの遅くなってもう昼ですけどw やばい今回めっちゃくちゃ好きです! 質問コーナー需要あるので是非!!
酔 ー酔
赤元嫌われ 桃赤,黄赤
実年齢
からんと音がして
缶が1本、机の下に落ちる
一体どれだけ飲んだのか
頭がぼーっとして
目の前にある缶の数すらわからない。
何時もちらつくあの人達の声と顔も
もう何もわからない
酔いから覚めなきゃいいのに。
そう思い乍
手に持った缶の中身を一気に飲み干す
ふわふわとする感覚の中
少しの気持ち悪さを感じる
と思ったら
身体から何か零れるような音がして
気が付いたら床に吐瀉物が広がった
あーあ、吐いちゃった。
少しづつ酔から覚めていくのを感じる
頭がクリアになっていく。
赤
普段ならこの感覚は嫌いじゃないのに
今日は恐怖すら感じる
半ばパニック状態で
買ってきた酒が入った袋を漁るも
もう空だった。
先程切った腕を隠す様に
薄いカーディガンを羽織って
財布と鍵、スマホを掴む
その後
ふらつく体を無理矢理動かし
近くのコンビニに向かう
外に出ると
夜風のせいか
益々酔いが覚めて
嫌になる。
外に出るのも久しぶりだ。
未だ痛む腕を
強く握って
自傷欲を治める
抑えた右手が
少し冷たく感じた
これ傷開いたな
包帯もついでに買お
コンビニに入り、
数本の酒と
包帯、水をカゴに入れる。
酒は早く酔える
度数の強いものを選んだ。
赤く染まった左腕を隠し乍
さっさと会計を済ませて
外に出た。
腕を隠して帰るのは少々面倒な為
駐車場の端で
包帯の封を開け、
袖を捲る。
うわ、
ぱっくりいってる…
略無意識で作った傷で
気が付かなかった
ここまで深くいくのは初めてかも。
物珍しさから
傷を少し観察してみる。
切ってからかなり経っているのに
今も血が滲んでいた。
数分して満足した為
包帯を腕に充てて
きつめに巻いていく。
白い包帯がみるみる赤く 染まっていくのは
少し面白い。
黄
見入っていると
突然声を掛けられ
驚き詰
顔を上げる
赤
黄髪と桃髪の2人組
あぁ、俺の嫌いな人達だ。
黄
赤
咄嗟に腕を庇い
買った袋の持ち手に
手を掛ける
赤
桃
強めに力を入れていた筈が
軽々と袋を取られ
中を覗かれる。
文句を言いたい所だが、
声が出ない。
もどかしさから俯くと
掌を合わせる様にして
左手が持ち上げられる
黄
黄
特に返事をしなかったのに
手首を掴まれ
巻いたばかりの包帯が解かれていく。
黄
赤
黄
そう言って手首を離し
コンビニに駆け込んでいった。
桃
赤
俺に話掛け乍も
スマホを忙しく叩いている
ちらっとメッセージアプリの
画面が見えた。
誰に連絡してるんだろ、
2分もすると
手当てが再開され
傷口が綺麗に拭かれる。
消毒液を付けられると
ぴりっとした痛みが走る。
この痛みは昔から あんまり好きじゃない、
痛がっているのを勘づかれたくなくて
顔を背けていたら
いつの間にか終わって
几帳面に包帯が巻かれていた。
なんとなく
左腕を持ち上げて
包帯を眺めてみる。
暫く沈黙が続いたと思ったら
連絡が終わったのか
急に話掛けられる。
桃
赤
桃
桃
赤
先程の連絡はこれだったらしい。
最悪のフルコンボに
頭が追いつかない。
というより
そもそも、断りたくても
上手く声が出せない。
どうしよ、
返答に迷って
気まづさから顔を下に向ける
少し間が空いて
急に短めの音楽が流れた。
多分、メンバーの誰かの
着信音だった気がする。
桃
正解だ
俺記憶力よくね
…そんな事考えてる場合じゃなかった、
ほんとにどーしよ
桃
桃
赤
ポケットから鍵を取り出し
家に入る。
勝手に話が進んで
結局断れず
何故か当然の様に
2人も家に入ってくる。
こうなるならさっさと
断っておけばよかった
後悔の念を感じ乍
取り敢えずリビングに歩く
途中、汚れたカーディガンを
洗濯機に入れた。
悶々とし乍リビングへのドアを開ける。
赤
そうだ
片付けてなかった、
出掛ける前は酔っていて
余り気にならなかったが
リビングは
机の上に無数の酒の缶
カッターと血の跡
散らばった薬と空の瓶
ゴミ箱に吐いた後
という荒れ様。
何も知らない人が見たら
普通に殺人現場と勘違いしそうな状態
入れるのを止めようと
後ろを振り向くと
明らかに引いた顔をしている。
遅かった、
赤
どうする事も出来ず
頭の中で言い訳を考えるが
特に何も浮かばない。
その様子を見て
机のカッターが手に取られる
嫌な予感するんだけど
黄
赤
桃
それはお前が飲みたいだけだろ
最近の生き甲斐が回収され
なんだか気が抜けて
ソファに座り込む
背もたれの上に
頭を乗せて天を仰いでいると
目の上に布が乗せられた。
赤
赤
元の姿勢に戻り
手に取ると
桃
そう言い乍
回収され
再び目の上に乗せられる
今更来た酔いのせいか
少し眠気を感じて
そのまま目を閉じた。
酔 ー酔
深夜に投稿するつもりが これはもう朝ですね
おはようございます
質問コーナーって需要あるんだろうか