テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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とある国の王女サマは…

第5話 - 4話

130

2022年07月18日

#ウォーターチャレンジ

#チート

クリ　サブ

クリ

ふぅ、疲れた〜

アレイ

ちょうどいい洞窟だね

ウィザー

そうだな

アレイ

それはそうと、何であんなヘマをしたの?

クリ

焦ってて、あんまり冷静な判断出来て無かったから…

ウィザー

まぁ、仕方ないだろう
こう言った判断は今まで無かったからな

クリ

でもこれからどうしよう…

？

こんな所にいたんですね

ウィザー

！

アレイ

！誰!

クリ

！っ、何か用?
Mr.ブラック

クリ

ドローンでついて来てたのは気づいてたよ

Mr.ブラック

そうですか
それで、貴女は何故この国に来たのですか?
クリ・ラナートさん?

クリ

…それは言えないかな
てか、何で私の名前知ってんの?

Mr.ブラック

もしかして、覚えてないのですか?
貴女は一度、私と話した事があるのですよ

クリ

えっ…そんな事あった?

ウィザー

覚えて無いのか…可哀想だな、Mr.ブラック

Mr.ブラック

ちょっと黙ってもらえますか?
ウィザーさん

クリ

えっ、Mr.ブラックってウィザーの事見えてるの?

Mr.ブラック

なんなら、貴女の能力の事や魔法の事、家系の事も知っています

クリ

えっ?なんで?
ウィザー、説明プリーズ
頭が疑問符しか無い

ウィザー

了解した
まず、ブラックとは約10年前に一度だけ会い、クリは全てを話した…ここまでは良いか?

クリ

ん?待って、何も良くないよね?
何で私、ブラックに話した?

ウィザー

それはこれから説明する
当時のクリは、何かを信用する事が出来なくなっていた…勿論、僕以外をな

ウィザー

だが、ある時、すまない国との外交ですまない先生、Mr.ブラック、Mr.バナナが来ていた

クリ

…確かに、10年前にすまない国と外交してたみたいだね

アレイ

もしかして、いつ外交があったとか全部覚えてるの?

クリ

えっ、うん。
他にも、どの国とどんな仲か、いつ、どこの国と戦争したか、外交したかとか全部覚えてるよ

Mr.ブラック

普通じゃないですか?

アレイ

…えぇ💧

ウィザー

それなのに、ブラックと会って、話した事は忘れているんだな

ウィザー

まぁ、良い。話しに戻るぞ
クリはその時期はずっと部屋に篭っていて、鬱状態だったんだ

アレイ

えっ、クリが⁉︎

ウィザー

少し視点を変える
すまない国の3人は外交を終えたが、時間が余ってしまい、自分の国には帰れなかったんだ

Mr.ブラック

そうですね
Mr.銀さんに送り迎えをお願いしているのですが、星国はすまない国と近いので、一回帰るようにしているのですよ
それに、Mr.銀さんにも仕事がありますしね

アレイ

はぇ〜
僕はもう、話しについて行けません…_(𖦹‎.𖦹‎_)ﾌﾟｼｭ〜

クリ

(￣▽￣;)ﾊﾊｯ
休んでてね、アレイ

ウィザー

話しに戻る
時間が余った彼等は城内と城下町を自由に探索していた
まぁ、ブラック以外の2人は城下町にいたがな

Mr.ブラック

あまり私は外に出たく無いので…それに、他国の情報やこの国の裏事情についても分かるかも知れなかったので城内を探索していました

ウィザー

その時にブラックはとある隠し扉を見つけた…まぁ、クリの部屋だな。恐らく、違和感を感じたんだろうな

Mr.ブラック

そうですね
少し分かりにくかったのですが、石のボタンがついていたので押してみたら、隠し部屋がありました

ウィザー

そこがクリの部屋で、クリと初めて会った瞬間だな

Mr.ブラック

クリさんと初めて会った時は、急に闇属性の魔法を撃って来たので、驚きましたね

ウィザー

まぁ、僕もその時は牙を剥いたな
クリを傷つける奴は、全て排除だ

クリ

怖っ…てか、家族とかはどうするの？

ウィザー

いつか、終焉の運命になるだろうな

Mr.ブラック

クリさんの扱いは変わって居なかったのですね…

ウィザー

あぁ、話しに戻る
ブラックは反撃する事無く、僕とクリの攻撃を攻撃で当てたり、避けたりしながら近づいて来た

クリ

なにそれ、怖っ

ウィザー

そうだな…僕の攻撃を攻撃で打ち消したからな

Mr.ブラック

あれは少し細工をしただけで、それ以外は特に、何もしてませんよ

クリ

はえー

ウィザー

流石は、すまない国1の頭脳だな

Mr.ブラック

貴女も、星国1の頭脳でしょう

クリ

そうらしいね

ウィザー

話しを戻す…何回これを言えば良いんだ…まぁ良い
僕とクリはとても焦っており、魔力の事を考えていなかった
そして、クリは魔力切れを起こし、魔法を出せなくなった
気絶しなかったのは、僕がほんの少しの魔力を渡したからだな

クリ

えっ、私が魔力切れを起こしたの!?

ウィザー

まぁ、クリも僕もその時までは魔力切れを起こした事なんて無かったからな、驚くのも無理は無い

ウィザー

ちなみにだが、クリはその時、闇魔法以外にも、作った魔法や別の属性の魔法も撃っていたぞ

クリ

マジか…気をつけないと…

Mr.ブラック

こちらもその時は調べた情報と違っていたので、焦りました。まぁ、なんとかなりましたが

ウィザー

たが、魔力切れを起こしたクリは能力までも使おうとしていた…ブラックは気付いて無かった為、僕が止めたが…その時のクリはとても危険な状態だった…
いつ、能力を発動し、ブラックを消していても…可笑しくは無かった…

Mr.ブラック

なっ…

クリ

えっ…

ウィザー

その後僕はクリを落ち着かせた後、ブラックはクリに質問をした。
内容はクリの事、家系の事、星国の事、それ以外の国の事…だったな。

クリ

それで全て話したって事か

Mr.ブラック

それ以外に、ウィザーさんの事を少し聞きましたね

クリ

今思ったけど、ブラックは戻らなくて良いの?

Mr.ブラック

大丈夫ですよ、すまない国の幹部全員が、貴女を探しているので

ウィザー

それに、星国のクリを連れ戻す為に、必死になって、他国から聞いているらしい
バレるのも、時間の問題かも知れないな

Mr.ブラック

確かに、すまない国と星国はかなり距離が近いです。ですが、案外バレないと思いますけどね

クリ

あー、灯台下暗しか

Mr.ブラック

その通りです。
あっ、すまない先生から通信が来てますね。
少し待っていて下さい

アレイ

んー、んぅ

クリ

もう夜じゃん…早いな

ウィザー

クリ、すまない国の城内で暮らしたらどうだ?

クリ

…匿ってもらうって事?

ウィザー

あぁ、この状態は危険過ぎるからな

クリ

許可降りるかな?

視点　ブラック

Mr.ブラック

何でしょうか、すまない先生

すまない先生

Mr.ブラック、見つかったか?

Mr.ブラック

はい。どうやら、星国のクリ様が偽名を使って侵入したのでしょう

すまない先生

なっ、そうだったのか

Mr.ブラック

ですが、星国には絶対に報告しないで下さい

すまない先生

えっ、どうしてだい?
Mr.ブラック

Mr.ブラック

それは、後で説明しますので、取り敢えず、連れて行きます

すまない先生

分かった！
皆んなを会議室に集めておくから、連れて来てくれ！

Mr.ブラック

了解
それでは、また後ほど

すまない先生

あぁ

Mr.ブラック

さて、クリさん達の所に戻りましょうかね

視点　クリ

Mr.ブラック

お待たせしました

クリ

おかえり

Mr.ブラック

クリさん、すまない国の城についてきてもらえますか?

ウィザー

まさかとは思うが、報告したのか?(殺気)

Mr.ブラック

ッ！

クリ

！ウィザー!ストップ!

ウィザー

…クリが言うなら

Mr.ブラック

すまない先生には、星国に報告しないように伝えたので大丈夫です

クリ

取り敢えず、ついていけば良いのね?

アレイ

…クリ、大丈夫だよね？
(ウィザーのせいで震えてる)

クリ

大丈夫っしょ
何とかなる筈！

ウィザー

アレイ、すまないな
どうやら怖がらせてしまったようだ

クリ

ブラックには謝らないの笑う

Mr.ブラック

まぁ、いいでしょう
早くしないと日が暮れてしまいます
もう、昼の4時です

クリ

もうそんなに時間経ってるの⁉︎

ウィザー

急ぐか

Mr.ブラック

では、カット

アレイ

メタイよ〜💦

幹部と少女、移動中続きは次回、バイ！

この作品はいかがでしたか？

130

3件

訂正ですクリが「もう夜じゃん」って言ってるけど、夕方の4時って事にしといて!

面白かったです！

クリさんありがとうございます。面白かったです！

クリ　サブ

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