いつものように神は神殿で暮らしていた。
でもある日のことだった。
それは、あまりにも突然の事だった。
カオス
はぁ……
カオス
暇だな
アルテマ
そうですねー
エクスデス
(棒読み……?)
バハムート
あの子はどうする?
ゾディアーク
……
アルテマ
そうですねぇ……
アルテマ
どうしましょうか……
カオス
こっちに全然振り向く気もねえしなぁ?
カオス
どうすっかなぁー
エクスデス
ーーーーーーーー
カオス
ーーーー!
アルテマ
ーー!?ーーーーー、ーーー!
ゼロムス
……
いつもはうるさいほど聞こえて来る会話が今日はなんだか声が小さく聞こえる
それに、いつもより体がふわふわする。
それでも私は、いつも通り窓から外を見つめるだけだ
エクスデス
結局どうするんだよ?
カオス
えー
カオス
分かんね
バハムート
はぁ?
ゾディアーク
...馬鹿だな...
カオス
あぁ!?
カオス
……
カオス
アルテマもなんか言えよ!
アルテマ
……
カオス
ん?どうした...?
アルテマ
いや、ちょっと
エクスデス
なんだ?
アルテマ
あの子、フラフラしてません?
バハムート
!?
ゾディアーク
確かにな
エクスデス
あれ、ヤバいんじゃ……?
ゼロムス
...
意識が朦朧とする中、あの5人の焦る様な声が聞こえる。
どうなってしまうのかなんて、知らない。分からない。
でも、死期が近いということは分かる。
そのまま、私は意識を失った。
ゼロムス
……
ゼロムス
ん...
目覚めると、私はベットの上だった。
アルテマ
あ、起きました?
ゼロムス
...
アルテマ
急に倒れちゃったんですよ
何があったのか
正直全く覚えてない。
ゼロムス
……
ゼロムス
あの...
ゼロムス
ありがとう……?
アルテマ
大丈夫ですよ〜
ゼロムス
……
アルテマ
...
アルテマ
ゼロムスさん。
ゼロムス
?
アルテマ
少し、話があります、
アルテマ
よろしいでしょうか?
ゼロムス
...コクッ(* . .))
アルテマ
……
アルテマ
簡単に言いますね、
アルテマ
ゼロムスさんが生きれる年数はおよそ...
10年です。







