エルリア
!見えましたよ。希望の国スペラーザです。
ファルマ
おお!✨やっと見えたー!疲れたよ〜…。
エルリア
そうですね。まずは宿を見つけて休憩しましょうか。
ファルマ
うん!
私達解決屋は旅をして回るため、国から国へ何日もかかることがある。今回は急いで3日かかった。
入国手続きをしているとき、私は呑気なことを考えていた。
ファルマ
(外から見ても特に問題なさそうだけど、内戦なんて起きるの?全然大丈夫でしょ。)
おそらくエルリアも同じことを考えていただろう。それは入国後の反応を見てわかった。入国して私達は呑気なことなんて考えていられなくなった。
エルリア
これは…。
私達の目の前に広がった光景は外見とは異なり、酷く荒れた街だった。外には人がほとんどおらず、ゴミは散乱、お互いの派閥を虐げるような張り紙があちこちに貼られ、花壇などもボロボロ、噴水の水は濁っていた。
ファルマ
酷い有様だ…。
あまりの酷さに二人で呆然と立ち尽くしていると数人の軍服を着た人たちが駆け寄ってきた。
ヘクトル
すみません!解決屋のファルマ様とエルリア様でお間違いないですか?
ファルマ
はい。依頼人の方ですか?
ヘクトル
はい。この国の保安局長を務めております。ヘクトルと申します。
ここでの立ち話は危険なのでどうぞこちらへ。
ここでの立ち話は危険なのでどうぞこちらへ。
ファルマ
ご親切にどうもありがとう。
そうして私達はヘクトルについて行った。道中はより酷かった。特に路地裏には殴られ蹴られの暴力を受けたであろう人々が横たわっていて、保安局員たちが懸命に手を貸していた。
ファルマ
…っ(呑気なことを考えていた数分前の自分が憎い…)
エルリア
あの、これはすでに内戦が起きているのではありませんか?
なぜとめないんですか?
なぜとめないんですか?
ヘクトル
…実は、我が国の内戦基準は数人がタヒに、多くの火災が起きたら内戦ということになるのです。
エルリア
え?
ファルマ
それって…






