雫
(私が恋をしたのは)
雫
(ある春の日の事だった)
雫
(小学校3年生の頃)
雫
(階段から落ちて)
雫
(動けなくなっている私を)
雫
(“あの子”は助けてくれた)
雫
(そこからだ、意識をしたのは)
雫
(毎日、ドキドキしてた)
雫
(これは…そんな私のお話だ)
雫
そろそろ学校行かないと
雫
物持ったよね
雫
多分大丈夫!
雫
やばい!間に合うかな?!
雫
学校近いから遅刻は許されない!
雫
何とか…間に合った…
雫
でも教室まで急がないと!
雫
ま、間に合った?
衣菜
何とか間に合ったね
雫
う、うん
雫
ありがとめいニャン♡
衣菜
だーれがめいにゃんだよ!
雫
ごめんごめん、!
雫
お許しください〜!
衣菜
コラー!
先生
授業始まるぞ!
雫
すいませーん
雫
あれ、今日図工だっけ?
先生
そうだぞ
雫
何やんのかな
衣菜
知らねーよ
先生
今日は絵を描くぞ〜
雫
しゃあ!きた!
雫
笑
衣菜
んな喜ぶなよ
先生
お題は「綺麗な女の子です」
雫
まっかせなさい!
〜終了〜
先生
んじゃ女子の最後雫な
雫
あーい
先生
今回はデジタルだから
難しいと思ったんだが
難しいと思ったんだが
雫
どうすか先生
先生
まぁ、流石だな
先生
これならプロの領域だ
衣菜
お前慣れてるだろ
雫
絵書いてるからね
衣菜
お前なんでも出来るな
雫
運動苦手です〜
衣菜
あっそ
先生
次男子最後、颯太
颯太
はい
先生
…
先生
まぁなんとも言えないな
颯太
なんか、はい…
先生
雫放課に教えてやれ
雫
え?私?
衣菜
だってよ、頑張れ雫
颯太
よろしく
雫
あ、うん
颯太
雫さん、教えてくれる?
雫
ん?あ、絵のやつ?
颯太
うん。俺上手く書けなくて
雫
いいよ
雫
まずこのイラストなんだけどね
颯太
うん
雫
服のシワがダメかな
雫
後線を書きすぎ
雫
足も体とバランス取れてない
雫
首も細い
颯太
そうなんだ
雫
周りの雲はいい感じだから
雫
女の子を何とかしようか
雫
服は簡単なのだからいいね
雫
私のイラストみたいになるのは
難しいと思う
難しいと思う
雫
私もこれになるまで苦労したしね
颯太
そうなんだ
雫
ま、ひたすら描き続けてたら
上手くなるよ!
上手くなるよ!
雫
頑張って!私も出来ることあるなら
手伝うからさ
手伝うからさ
颯太
ありがとう






