翌日、
私は教室に行く勇気が出なくて、
保健室登校してしまった。
保健室の先生は理解のある先生で、
青白い顔をした私を見て、
ベッドを貸してくれた。
カーテンに仕切られたベットの上で、
昨日の事を思い出す。
ゆうか
先生はどうやら、
あまり保健室には居ないらしく、
"何かあったら職員室来てね"
とだけ言って、
保健室を出ていった。
1人残された私は、
誰の耳にも届かない言葉を吐き出した。
……ん?
いつの間にか寝ちゃってたっぽい。
それに、体の右側が温かい。
ゆうか
何故か恭平くんが居る。
なんで。
てか、いつ来たの。
というかなんで添い寝してんの。
ゆうか
ゆうか
ゆうか
揺さぶってみたものの、
全く効果がなく、
スヤスヤと綺麗な横顔がキープされている。
ゆうか
添い寝だけならまだしも、
ガッチリ腕を回され、
抱き枕にされている状態。
ベッドから出たくても出られない。
ほんとなんなの。
この人。
それから多分、
30分くらいたって、
チャイムの音でやっと起きた恭平くん。
高橋恭平
高橋恭平
ゆうか
ゆうか
ゆうか
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
全く嬉しくない。
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
ゆうか
高橋恭平
この人、
人の話全く聞かないタイプだ。
ゆうか
高橋恭平
高橋恭平
ゆうか
ゆうか
高橋恭平
ゆうか
高橋恭平
ゆうか
高橋恭平
はぁ。
もういいや。
諦めよ。
私は大人しく恭平くんに抱き締められながら天井を見上げた。
…あれ、
さっきからこの人、
私の事名前で呼んでるよね?
…名前名乗ったっけ、
コメント
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