苺赤
苺黄
苺青
苺桃
苺橙
苺紫
剣赤
剣桃
剣緑
虹黄
虹紫
虹緑
虹青
虹赤
虹桃
星紫
星水
星白
星黄
星桃
星赤
苺赤
バイトの先輩
苺赤
高校生になって、武道館で物販のバイトをしている。忙しいけどお給料が良いし、やりがいがある。ステージの上できらきら輝く主役を観るのは虚しいけど、憧れる
頑張ろ
さっきまで最底辺にまで沈んでいた気持ちが明るくなる
1時間後…
バイトの先輩
バイトの先輩
苺赤
先輩はなぜか私に好意を寄せているらしい。今日も帰りのお誘いを受けた
私を好きになっても良いこと無いのにな
東京はいつでも明るい。四方八方にあるマンションの電気がついているから。東京では星が見えないから、夜の空はあんまり好きじゃない
帰りたくないなぁ
けど帰らないと怒られる。怒られるくらいなら帰った方がマシでしょ?
築20年の小さなアパート。ここに4人家族で住んでいる。壁が薄くて騒音がすごいけど、住人は誰も気にしていない
苺赤
私の大きな独り言を受け止めた廊下を通って、洗面所へ向かう
手を洗って、鏡に映った、母親にそっくりな誰かの顔を見る。
可哀想
なんて思いながらまた廊下を通る
苺赤の母
苺赤
苺赤
少しの沈黙にも耐えられなくて、自室に向かう
そっとドアを開けると、ベッドでごろごろゲームをしている兄が視界に入った。兄は私を見るなり嫌な顔をした
お兄ちゃんってホント嫌いだよね
時計は7時半を指していた。私はそのまま風呂へ入り、課題を終わらせ、明日の準備をして最終的に1時半に布団に入った
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