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春風が吹く綺麗な昼だった。
司
類
類が微笑むだけで俺の心は弾む。
多分、これは恋という感情なのだと薄々わかっていた。
分かっていたから
辛かった。
いつか、類にもそういう人が出来る。
俺じゃない、他の誰か。
類の恋人になる人は綺麗な顔をした女の子だろうな。 類は綺麗な顔立ちをしているから、女の人にはモテるだろう。
そう、俺は男なんだ。 …だから、傲慢な想いは捨てる。
今日も、この思いに気づかれないように必死なんだ。
類
司
この、なんでもない"日常"が続けば良いんだ。 それ以外、何も望んでない。
嘘じゃない。本当だ、
part 1 お前の忘れ方。
それでは、またのお話で。