不登校の女の子

山川 姫 (やまかわ ひめ) 中学3年生 小学校で色々あり不登校 たまに学校に行く程度

※悪役として出てくる少年忍者の メンバーがいます 悪役の少年忍者を見たくない方は Uターンをお願いします

姫side

私の朝はここから始まる

毎日11時台に起きる

そこから動かせない腕を 無理やり動かしスマホを触る

今日は平日

普通に学校がある日だ

私は中学校の時から登校拒否 いわゆる

"不登校"

ってやつだ

もちろん行く時は行く

まぁ行っても孤独だから 意味は無いし

勉強も分からないから

教室に行き

うるさい声を遮るように

ヘッドホンをつけ音楽を聴く

それが日常

スマホを触ってから

1時間後

ようやく私は起きる

なんて言っても返事は来ない

なぜならリビングに誰もいないから

この家に暮らしてるのは6人

私、姉、父、叔母、祖母、曾祖母

この6人だ

父と母は小5の時に離婚

母が家を出ていった

叔母は未熟児で生まれてきて 重度の障害者だ

曾祖母は94歳と長生きだが 今年入院してたせいか 車椅子生活になってしまった

そんな家を1人で支えているのが祖母

祖母は基本的に 家に居ないことの方が多い

理由は簡単 家のことを一人でやっているから

銀行巡りや、買い物 それから曾祖母、叔母の病院と とにかく家関係は全てやる

姉は高校３年生で 学校に通っているため この時間は居ない

父は仕事に出てるため居ない

とまぁこんな感じで

リビングには誰もいない状態が 出来上がるのだ

そして私はお昼ご飯の準備をし

祖母に連絡

ひとりでご飯を食べ始める

もう慣れたものだ

そしてご飯を食べ終えたら

またスマホに入る

夕方には洗濯物を取り込み 夜にはお風呂掃除

ろくな事はしてないが

これが私の日常だ