コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
クラスメイト
クラスメイト
奏
奏
今日は1ヶ月ぶりの登校 体調を崩して心身共にやられ、1ヶ月も休んでしまった
クラスメイト
奏
奏
クラスメイト
正直暑くないことはない でもこの無数の傷跡を見られるわけにはいかない
勘づかれたかと思った
クラスメイト
そのまま以前のような、いつも通りの会話に移った
奏
奏
昼になり、奏は屋上に来ていた 普段は施錠されているが、××先生から 借りたままの鍵を使って侵入した
奏
奏
奏
ガチャッ
咄嗟に捲っていた袖を伸ばした
要
要
要
奏
要
要
ポタッ
赤い液体が一滴、地面に落ちる
奏
処置が間に合わなかった傷口から血が溢れた
要
彼は僕の返答も聞かずどこかへ行ってしまった
ずっと前から自傷癖はあった でも、こんなにも何度も傷を重ねることはなかった 欠席が続き始め、何もできない自分に嫌気がさし、 自傷はどんどん加速していった
こんなに深く切ったつもりはなかったし、 切ろうとも思ってなかった
奏
奏
奏
そんな淡い期待をしながら彼を待つ
要
要
要
タッタッタッ
要
保健室の先生
保健室の先生
要
要
保健室の先生
保健室の先生
要
保健室の先生
保健室の先生
保健室の先生
要
自分でもわからない どこの誰なのかもわからない奴の為に、、何を言ってるんだ俺は
保健室の先生
要
保健室の先生
要
要
要
多分あいつは大人を求めてない
保健室の先生
保健室の先生
要
長袖だったし、、 もしかして、あいつ、、、
要
要
なおさら、いや、絶対ダメだ 大人にも、周りの人間にも絶対バレちゃダメだ
要
要
保健室の先生
保健室の先生
保健室の先生
要
保健室の先生
要
保健室の先生
保健室の先生
要
保健室の先生
要
保健室の先生
ガチャッ
要
奏
要
要
要
要
奏
奏
要
奏
奏
要
要は何も答えないし、何も聞かない ただ黙々と消毒を始め、包帯を巻いていく
奏
要
まじか、、
要は、想像以上に重ねられた傷に流石にビビったが 一言も話すことなく処置を進めていった
要
奏
奏
初めて傷を見られた こんな傷見たら誰でも気持ち悪がると思ってた でもこの人は淡々と処置してくれた
奏
要
奏
要
要
要
奏
奏
要
奏
奏
要
要
要
奏
要
要
要
そういって彼はどこかへ行ってしまった
奏
傷のこと何も聞いてこなかった