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低体温症

第1話 - アーヤ倒れる？！

2023年02月06日

#タグなし

夜桜かえ

主

今日はコムドットではなくて探偵チームkz事件ノートという小説で夢小説を書きます！

主

早速本編へ

主

レッツ

皆

ゴー！

主

ゴー！

アーヤside

（）は心の中で思っていることです！

『低体温症』

アーヤ

（私は小さい頃からそれになりやすく、いつもカイロやらなんやらを持ち歩いている）

アーヤ

（でもここ最近はなっていないのでもういいかなって思って持ち歩いていない）

今日はkzのみんなと少し遠くに来ている！久しぶりの事件の調査なんだ！

アーヤ

（今は真夏で歩いているだけでも汗だく…のはずなのに…さっきから体はフラフラだし、手先が上手く使えなくて字も書けない。
おまけに体まで震えてきた…）

アーヤ

（おかしいなぁ）

アーヤ

(どうしよう)

アーヤ

(こんなとこで倒れたら迷惑をかける迷惑かける訳には行かないから我慢しないと)

アーヤ

(最近なってなかったのになってなかったからって油断したなぁ。)

アーヤ

(とりあえず、みんなにバレないようにしないと。)

アーヤ

(でも、手が震えて書けない（汗）)

若武

おい！きいてんのか？！

アーヤ

えっ？あっ、ごめんなに？？

若武

しっかりしろよな、今は調査途中なんだから、俺に見惚れてる場合じゃないぞ

アーヤ

大丈夫！それは無いから！

上杉

うるせぇ、バカ武誰もお前なんかに見惚れねえよ

若武

なにおぅ

上杉

やるか？

黒木

やらねぇよ、2人とも今は調査途中なんだけどなぁ？

アーヤ

(相変わらず元気だな〜)

アーヤ

(ってそろそろやばい、寒い)

アーヤ

(ここはあんまり人気のないとこだし、こんなとこで倒れたら迷惑すぎる)

翼

…じゃあ、今回はこの考えが有利かな？

小塚

うん、じゃあこれは…

アーヤ

(書記の私がメモを取らないといけないのにほんとに無理。)

アーヤ

（手が動かないなんで？！)

アーヤ

(動いてよ！！)

アーヤ

(寒すぎて体全体から体温が下がっていって感覚が消えていく感じがする。)

アーヤ

(もちろん腕も動かない。)

アーヤ

(思考がふわふわする。)

アーヤ

(頭が全然働かない。)

アーヤ

(さっきまで聞こえていたはずの声もだんだん聞こえなくなってきた。)

若武

おい！いい加減にしろよ！お前、やる気ないなら帰れよ。こっちは調査が行き詰まって大変って時に眠そうにしてんじゃねぇよ！！

アーヤ

…そんなことっ！

若武

でも、さっきから手動いてねぇよな、なんの意見も言わねぇし。お前が書記やるっていたんだろうが

アーヤ

…違う…ちが…う

若武

そう言ってまた泣くのかよ。ほんと女ってめんどくせぇ

黒木

おい！若たk

アーヤ

最っ低！

アーヤ

（今の全力の力を使ってビンタした。）

アーヤ

（でも、力が入らないし腕も動かない。）

アーヤ

(走って逃げてるつもりだったけど、足は動かないし、フラフラして正直、歩くのもやっと。さっきいたところから数メートルしか歩いてないのに息が上がってきた。)

アーヤ

(なんで？)

アーヤ

(私眠そうになんかしてなかったじゃん。)

アーヤ

(なんで分かってくれないの？)

アーヤ

(そういえば、前に先生が低体温症発症した時眠そうに見えるとかなんとか。)

アーヤ

（私だってこれでも頑張っているのに。）

アーヤ

（もう、声を出すのもしんどい。）

アーヤ

（寒い。）

アーヤ

（しんどい。）

アーヤ

（暑い、？）

アーヤ

（ううん、寒い。）

アーヤ

（とりあえず、みんなから離れたかった、。）

アーヤ

（みんなが後ろで若武を責めている声がする。）

アーヤ

（もう、数十メートルは、離れられたかな。）

アーヤ

（このまま歩いて駅まで行こう。）

アーヤ

（そして、帰ろう。）

アーヤ

（その気力もないけどね。）

アーヤ

（でも、流石に私の異変に気づいたみたいで、後ろから何人か走ってきた。）

アーヤ

（あーぁ。）

アーヤ

（ダメだもう、なんか本当に体が浮いたような気がした。）

アーヤ

(景色が斜めに傾いて……)

ﾄﾞｻｯ

アーヤ

（あれ？）

アーヤ

(痛くない？？）

アーヤ

(誰かに肩を支えらてる？)

アーヤ

(あ、上杉君が助けてくれたんだ…)

上杉

おい！立花！

小塚

間に合って良かった

翼

アーヤ何があったの？体調悪い？

忍

大丈夫かよ？顔色おかしいし、なんかさっきから体の動きわるくね？

黒木

まあまあ、ちょっと落ち着いて、何処か休めるところ……

黒木

よし、こっから10分くらい歩いたところに親戚の別荘がある。

黒木

そこを借りよう。

黒木

上杉、もうわかったよな？

上杉

あぁ、低体温症だ。それも結構ヤバイ。お前相当我慢してただろ？これ以上体温下がってら流石にヤバイぞ…っておい、お前今寝たら死ぬぞ。ったく…よいっしょっと

アーヤ

…え？

アーヤ

(上杉くんにお姫様だっこされてる？？)

アーヤ

（でもいま自分で歩く力も入らないし、なんか頭が働かなくてこのままでいいと思えた。)

忍

ほらよ、俺の上着使っていいから体冷やすなよ。

翼

ちょっと上杉ずるいとこもって行かないでくれる？まぁ今は緊急事態出し許すけど…（ボソッ）

黒木

若武先生自分を責めてないで先にそこまで行って暖房つけておくとかしてくれると助かるなぁ。ﾁﾗｯ

若武

…あぁ、悪いお前らアーヤのこと頼んだ。そんじゃ黒木場所案内してくれ。

上杉

俺達も走るか

アーヤ

（寝たらだめだからってみんなが何回も必死に起こしてくれた。）

アーヤ

（すぐその別荘にはついて、体温も少しづつましになってきた。）

アーヤ

（でもまだ低いって寝かせられてたけど。）

若武

アーヤほんっとにすまん。おれ、お前がしんどいことにも気づかなかった上におまえのことめっちゃキズつけたよな。ほんとに反省してる。ごめん…

アーヤ

そんなことない。私が悪い。私がちゃんと言ってればこんなに心配も掛けなかったし……

アーヤ

（本当に何でこんな心配かけちゃったんだろう
若武の顔もくらいままだ…）

黒木

まあまあ二人とも。今は反省会じゃないからね。さぁ、若武お前はイジイジしてないで、調査の続きするぞ。上杉はアーヤの看病。

上杉

ん。

黒木

ちゃんと見張っとけよ。そのお姫様は何をしでかすか分からないからね。

アーヤ

もー。なにもしないよ…そんな元気残ってないし…

黒木

ｸｽｸｽ。じゃあ上杉とアーヤ以外で調査再会！さっさと終わらせるぞ。

皆

おう！

アーヤ

(きっとこれは黒木君なりの気遣いなのかな)

上杉

34.5、お前これ数分前より上がってるんだろうけどヤバイからな。馬鹿じゃねぇんだし、無理なときは無理だって言ってくれねぇと困る…//

アーヤ

ふぇ？

上杉

っ！あ゛あ゛今こっちみんな。あっち向いてろ

アーヤ

もしかして…心配してくれてた？？

アーヤ

（上杉君の耳が真っ赤なのがちらっと見える。顔見たいなぁなんて思っちゃったり…）

上杉

あたりめぇだろ。俺だけじゃねえし、特に若武何かは今頃自分のこと責めてるだろうし、黒木や小塚…他の奴らもそうだろ。

アーヤ

……あ、ありがとう。

上杉

///…うるせぇもう黙ってろ。」

アーヤ

私もう大丈夫だよ？それにそうでもしてないと寝ちゃいそうだし…

アーヤ

（まだ体温が低いせいか視界はボヤけてるけど上杉の顔のある方向を見ながら頬を膨らませちょっとかまってアピールをしてみた）

上杉

っ！！あのなぁ、お前それ無意識か？

アーヤ

え！？なんで？(汗）

上杉

はぁ…お前、その顔おれ以外にぜってー見せんな

アーヤ

（…え？？どういうこと？？）

アーヤ

（あ、そうだきっと体調がまだ悪いんだ、気のせいだよね？？）

アーヤ

あの、もう1回いって？？

上杉

///何でもねぇよ

アーヤ

その後はつまらない話をして私は気づけば平熱に戻っていて、寝てたらしい。

アーヤ

目を覚ますと横には布団に伏せて上杉君が寝ていた。

アーヤ

眼鏡をはずした上杉くんの顔を見るのは久しぶりでなんだか新鮮な気持ちになった。

アーヤ

長いまつげは窓から差し込んだ光が反射してキラキラしていた。

アーヤ

ふふっ、かわいいなぁ、

アーヤ

（ん？かわいい？？）

アーヤ

（今確かにそう言った。）

アーヤ

（その瞬間上杉くんの目が覚めたらしく、起き上がった上杉と目があった。）

アーヤ

（上杉くんの顔は真っ赤で、さっきの一言を聞かれていたとわかり私の顔まで赤くなった。）

上杉

た、体調大丈夫か？

アーヤ

うん…あ、ありがとう。

アーヤ

ごめんね迷惑かけちゃって。

上杉

お前がそんなこと心配するな

上杉

こっちがやりたくてやったんだきにすんな。

アーヤ

（上杉くんの鮮やかな目がキラキラと光りこっちを向く。）

アーヤ

（ダメだ私には刺激が強すぎる）

上杉

しつこいくらい言ったかも知れねぇけどもう無理するなよ。後あの顔も気を付けろ。

アーヤ

ふふっ、なんか私上杉くんに怒られてばっかりだなぁ

上杉

そんなことねえょ。たまには喜ばせてやることくらい…

アーヤ

ん？どうしたの？

上杉

立花。ちょっとこっち向け…

アーヤ

（それから何秒かしたとき、二人の空間を遮ったのは若武の大きな声だった）

若武

おーいおきたかーーって、何でおめぇらそんなに顔真っ赤なんだ？低体温症の次は風邪とかやめろよな。

アーヤ

（まったく、朝からうるさいなあ。なんて思いながら）

アーヤ

おはよう若武。もう大丈夫だよ、昨日はありがとう。

アーヤ

（良かったこんな仲間に囲まれてて）

アーヤ

みんなには内緒だけど、じつは今回低体温症にちょっと感謝してたりする。

アーヤ

なんでって？それは秘密。

私の唇にはまだ温かい感触が残っていた

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夜桜かえ

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