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銀さんは勝男の手首を上に上げ

坂田銀時(ホスト)

知ってるかぁ?
侍はな、けじめつける時、腹切るんだぜ

勝男

!、お前、誰や、

その時、

部下

き、貴様!

部下の人達が銀さんに襲い掛かり

坂田銀時(ホスト)

ドンペリーノ!3本!
入りまーす!!

志村新八(ホスト)

オーケイ!!
我が命に変えても!!

坂田銀時(ホスト)

oh..just do it

新八君が銀さんにドンペリの瓶を投げ、 銀さんはその瓶で部下達を倒していく

そして、最後の瓶を勝男に 振り下ろそうとした瞬間

勝男

そう上手くはいかんで、世の中!

勝男は口に咥えていた竹串を 銀さんに突きつけた

その時

勝男

あ?メールかいな

勝男はケータイを取り出し メールを開いた

勝男

あー!!
メルちゃんが、

勝男

メルちゃんが知らん間にママになっとる!!

勝男

こうしちゃいられん、とっとと引き上げるで!!

そう言い、勝男達は 引き上げていった

葛葉(ホスト)

銀さん、!

坂田銀時(ホスト)

あ?葛葉か
無事か?

葛葉(ホスト)

はい、なんとか

八郎

、っ、ありがとう、ございました

坂田銀時(ホスト)

ったく、手間掛けさせやがって、

銀さんはそう言い、 八郎さんの方に振り返り

坂田銀時(ホスト)

まぁ、母ちゃんの前で息子死なせる訳にはいかねぇからな

八郎

母ちゃん?

坂田銀時(ホスト)

とぼけんなって

その時、神楽ちゃんが焦ったように、こちらに駆けてきた

神楽(ホスト)

銀ちゃん!大変アル!

神楽(ホスト)

おばちゃんが、どこ探してもいないアル!!

恭次郎

え!?

志村新八(ホスト)

トイレとかは?

神楽(ホスト)

ううん、もしかして、連中に攫われたのかも、

恭次郎

母ちゃん!

葛葉(ホスト)

え、?

母ちゃん、?

出ていこうとする恭次郎さんの腕を銀さんが掴み

坂田銀時(ホスト)

母ちゃん?

恭次郎

っ、!!

あの後、八郎さんとは、 恭次郎さんの事であり、 あのお母さんは恭次郎さんのお母さんである事が判明した

そして、恭次郎さんは お母さんを探す為、店を飛び出した

葛葉(ホスト)

見つかりませんね、八郎さんとお母さん、

坂田銀時(ホスト)

ったく、手の掛かる親子だぜ、

そんな事を話していると、 後ろから声が聞こえた

八郎

坂田さーん!!

志村新八(ホスト)

!どうでした?
お母さん見つかりましたか?

坂田銀時(ホスト)

こっちはダメだったがな

八郎

こっちもです、
恭次郎さんとも連絡が、

銀さんは八郎さんの写真を 取り出し、

坂田銀時(ホスト)

ったく、こいつのせいですっかり騙されたな

志村新八(ホスト)

まさか、恭次郎さんがお母さんの息子だったなんて

葛葉(ホスト)

でも、あれだけ顔が
変わっていれば、誰だって気付きませんよ、

私達がそう言っていると、 神楽ちゃんは八郎さんの胸ぐらを掴み

神楽(ホスト)

大体お前がんな格好して八郎とか名乗っていたからアル!

神楽(ホスト)

息子だと思わない方がどうかしてるアル!!

神楽(ホスト)

嘘紛らしいんじゃ!!

八郎

そ、それは貴方達が勝手に、!

八郎

それに、俺はこう見えても、息子じゃなく、元娘です!

葛葉(ホスト)

、、、

坂田銀時(ホスト)

、、、

志村新八(ホスト)

、、、

神楽(ホスト)

、、、

八郎

八郎は源氏名、本名は花子です

坂田銀時(ホスト)

花子

葛葉(ホスト)

元娘、

志村新八(ホスト)

あれが

神楽(ホスト)

花子

私達は順番に八郎さんに 指を指し

八郎

えぇ

坂田銀時(ホスト)

八郎

志村新八(ホスト)

元娘

神楽(ホスト)

八郎

葛葉(ホスト)

あれが

葛葉・新八・神楽・銀時 花子ォォォォォォ!?!?

八郎

えぇ、でも何故、恭次郎さんはお母様に何も言わなかったんでしょう

八郎

もう、他人だって事なんでしょうか、

八郎

この間まで欠かさずに仕送りをしていたはずなのに、

八郎

誰よりも、会いたかったはずなのに

葛葉(ホスト)

、、、

勝男

よう来たなぁ、黒板八郎はん?

恭次郎

、、あの人はどうした

勝男

安心せい、大事な人質やからなぁ、

勝男

ちゃんと安全な場所におるわ

店を飛び出した後、僕のところに 一本の電話が来た

要約すれば、 母を返して欲しければ、 地図に書いてある場所まで来いという話だった

勝男

顔でも見せてやれば良いのに、薄情なやつやなぁ

恭次郎

、今更、どんな顔して会えばいいんですか

そう、もう母の知っている八郎ではない、 母から貰った顔も文字通り捨てた

恭次郎

ナンバーワンホストにのし上がる為に、
僕は全てを捨てた

僕は持ってきたトランクケースを 開けた

勝男

、なんの真似や

恭次郎

僕の全財産です

恭次郎

あまり残ってはいないけれど、
これで母を解放してください

勝男

まだ足掻くっていうんか、

勝男

そんな端金なんかいらん!!
大人しく、店をワイらに任せろちゅうねん!!

恭次郎

、ホストは、女性を喜ばせる仕事です

恭次郎

だから、この世で一番大事な女性を泣かせる事は、許さない!!

勝男

アンタ、

勝男

はっ、恭次郎はん
大した漢気やわ

勝男

今日はあんたの漢気と金で堪忍してやるわ

恭次郎

、、

僕はトランクケースを 勝男さんに向けて投げた

その時だった

どこからか、木刀が飛んできた

勝男

なっ、

木刀はトランクケースに当たり、 そのまま地面に落ちた

坂田銀時(ホスト)

そんな奴らに金を渡す必要はねぇ

恭次郎

シャッターが上がり 声の主が姿を現した

坂田銀時(ホスト)

その金で、母ちゃんに美味い飯でも食わしてやれ

勝男

っ、お前は!

その瞬間、壁から鉄パイプを纏めたものが突き破ってきた

葛葉(ホスト)

か、神楽ちゃん、!
絶対、ぜぇったい離さないでね、!

神楽(ホスト)

任しておけアル!
我が命に変えても!

神楽ちゃんは鉄パイプを纏めた物に縛られ、私は神楽に抱っこされていた

葛葉(ホスト)

あっ、神楽ちゃん、!あそこ、!

神楽(ホスト)

見つけたアル!
フゥー!

私達はお母さんの真上を一度通り、そして

神楽(ホスト)

フゥー!!

葛葉(ホスト)

お姫様、貰って行きますよ

神楽(ホスト)

このおばはんは貰ったぜ、フゥー!

私はお母さんを 貰うことに成功した

勝男

させるかァァァ!!

葛葉(ホスト)

なっ、

勝男は私の足を掴んだ

神楽(ホスト)

逃げた女を追うなんて、未練だぜフゥー!

神楽(ホスト)

あと葛葉の足から離れろボケナス

神楽ちゃんはそう言い、勝男を 蹴りに蹴りまくった

勝男

ぐっ、うっせぇボケカス!!

そう言い、勝男はお母さんの 後ろへと回った

勝男

クソッ、ここなら、

その時、お母さんが勝男の顔に 屁をこいた

勝男

グアッ、ガッ、

お母さんは、

八郎のかあちゃん

うっふーん//////

勝男

何頬赤らめとるんやァァァ!!!

葛葉(ホスト)

!!

そして、パイプは向かい側の壁へと向かおうと、地面に近づいた瞬間

坂田銀時(ホスト)

ドブネズミだかハツカネズミかは知らんがな、

坂田銀時(ホスト)

必死に泥を掻き分けて踠くネズミを、

坂田銀時(ホスト)

邪魔すんじゃねェェ!!

銀さんは木刀を振りかぶり、 勝男の腹に木刀を叩き込んだ

勝男

グハァッ、

勝男は吹き飛び、 そのまま地面にへと転がった

あの後、勝男一派は手を引き また、元通りの生活に戻った

葛葉

、この味付けはこうして、

八郎のかあちゃん

アンタ結構手際が良いわね!

そして私は、お母さんと かぼちゃの煮物を作っていた

葛葉

えへへ、家でも家でもよく作っていたので、

そんな事を話しているうちに、 出来上がった

八郎のかあちゃん

さて、私はそろそろお暇するよ

坂田銀時

おー、さっさと帰ってくれ

八郎のかあちゃん

ちゃんと煮物にして
食べるんだよそのかぼちゃ!

八郎のかあちゃん

あれだよ、あんまり煮すぎてもグスグスになっちゃうからね!

坂田銀時

しつけーな、何回同じ事を言うんだよ!

八郎のかあちゃん

大きな声出すんじゃないの!!

八郎のかあちゃん

アンタはほんっとに人の揚げ足ばっか取って!

八郎のかあちゃん

よく噛んで食べるんだよ!

坂田銀時

しつけーな、何回同じ事言うんだよ!!

八郎のかあちゃん

これまだ一回目だよ!騙されないよあたしゃあ!

お母さんは玄関まで行き 私達も玄関までいく

八郎のかあちゃん

それじゃ、私帰るけど戸締りはしっかりするんだよ?

八郎のかあちゃん

最近物騒だから!

坂田銀時

はいはい、早く行けよババア

神楽

じゃあおばはん
良い夢見ろよー

八郎のかあちゃん

お前もなクソガキ!

葛葉

あの、お母さん、

葛葉

八郎さんは、

八郎のかあちゃん

大丈夫さ、ちゃんと置き手紙もしてきたからね

葛葉

!、そうですか

八郎のかあちゃん

それじゃあね

志村新八

あの!お母さん!

志村新八

力になれず、すみませんでした

八郎のかあちゃん

!、何言ってんのさ
会わしてくれたじゃないか

お母さんはそう微笑み、 戸を閉めた

私達は居間に戻り、

坂田銀時

ようやく鬱陶しいのがいなくなったな

銀さんは疲れ切ったように

坂田銀時

あれだな、母ちゃんなんて鬱陶しいだけつうのがよく分かったな、

神楽

そうアルナ

志村新八

そうですね

葛葉

そうですね、

私達は箸を取り、 口に煮物を運んだ

葛葉

いーち、にー

坂田銀時

さん、しー、

志村新八

ごー、ろく、

神楽

ななー、はち

私達は煮物の味を噛み締めながら 食べていった

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

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