テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

第23話 - 第23話

485

2024年08月26日

#銀魂夢小説

#銀魂

#坂田銀時

ぶぶ漬け

とある昼下がり

エリザベス

、、、

坂田銀時

、、、

神楽

、、、

葛葉

え、えっと、

突然、エリザベスさんが来た

志村新八

ど、どうぞ、

新八君はエリザベスさんの前にお茶を差し出し、私達の後ろに隠れた

坂田銀時

えっとー、今日はうちに何の用で、？

エリザベス

、、、

エリザベスさんは特にリアクションをせず、私達を凝視した

葛葉

ど、どうしましょう、！何も話しませんよ！？（小声）

坂田銀時

ちょっと！これどうすれば良いの！？（小声）

神楽

新八！お前の出した茶が気に入らないんじゃアルカ？！（小声）

志村新八

えぇ！僕のせい！？
（小声）

坂田銀時

客に出すモンって言ったら、コーヒーだろ（小声）

神楽

なんかコーヒーの好きそうな顔してるアルし、

志村新八

んなモン分かるかァ！（小声）

坂田銀時

俺は一瞬で分かったぜ、口がなんかコーヒー豆っぽいしな
（小声）

志村新八

何ですかコーヒー豆っぽい口って！（小声）

葛葉

と、とりあえず、出してみたらどうかな？

志村新八

そうだね、とりあえず出してみるよ

そう言い、新八君はお茶の隣にコーヒーを差し出した

エリザベス

、、、

エリザベスさんは、特に何もリアクションをしなかった

坂田銀時

ダメじゃねぇか！！

坂田銀時

何がコーヒーが好きそうな顔だよ！

銀さんはゴツンと神楽ちゃんの頭を叩いた

神楽

あいた！！

志村新八

銀さんだって賛同してたじゃないですか！

坂田銀時

言ってませぇーん？
何時何分地球が何回回った時に言いましたぁ？

志村新八

お前は低学年かァァ！！

葛葉

神楽ちゃん、大丈夫、？

神楽

葛葉ぁぁ、
銀ちゃんが私に罪を擦り付けようとしてるアル、

坂田銀時

はァァ？銀さん別に擦り付けようとしてませぇん？

志村新八

お前はそのテンションをどうにかしろォ！
イラッとすんだよそれ！

その時、一本の電話が鳴った

坂田銀時

おっ、はいはーい！

銀さんは電話を取りに行った

神楽

もう銀ちゃんのあれを使うしかないアル

葛葉

え、でもそれ、勝手に使って大丈夫かな、

神楽

大丈夫ネ！銀ちゃんはそろそろ乳離れする頃アル

志村新八

何だよ乳離れって、

私達がそんな事を話していると、銀さんが電話を切り、玄関へと向かった

志村新八

あれ、銀さんどこに行くんですか？

坂田銀時

あー、ちと依頼こなしてくるわ

坂田銀時

だから、そっちは頼んだぜ⭐︎

葛葉

え、ちょ、銀さん、？！

志村新八

おいィィ！！
一人だけ逃げんなァァ！

神楽

最低ネ！戻ってこォォい！！

坂田銀時

まぁ精々頑張れよー

そう言い、銀さんは出て行った

葛葉

、、、

志村新八

、、、

神楽

、、、

私達は顔を見合わせ、

志村新八

どうぞ！イチゴ牛乳です！

新八君は勢いよくイチゴ牛乳の入ったコップをテーブルに置いた

置いた拍子に、イチゴ牛乳がエリザベスさんの顔に掛かった

エリザベス

、、、

エリザベスさんはイチゴ牛乳を見つめ、

そして、

葛葉

な、

志村新八

泣いたァァァ！！

神楽

やったネ！私達の勝利アル！！

志村新八

いや、でもこれ喜んで良いのか、？

エリザベス

、、、

葛葉

、？

エリザベスさんは不意に看板を掲げ、そこには

エリザベス

「ここ数日、桂さんの姿を見ていないんだ」

葛葉

えっ、！？

神楽

！！

志村新八

！！

その後、私達はエリザベスさんに連れられて、とある橋まで来た

エリザベス

、、、

葛葉

！、それは、

エリザベスさんは口から血染めの巾着袋を取り出した

志村新八

、ここで見つけたの？それ、

志村新八

っ、何でもっと早く言わなかったんですか？！エリザベス！

エリザベス

「ここ最近、辻斬りが横行している、、もしかしたら、、」

志村新八

エリザベス、君がよく知ってるだろ？
桂さんがそんな簡単にやられるはずないって

神楽ちゃんはエリザベスさんから巾着袋を取り

神楽

でもこれを見る限り、何かあった事は間違いないアル

葛葉

、早く見つけないと、大変なことになるかもしれない、

その後、新八君とエリザベスさんが揉めている中、私と神楽ちゃんは

葛葉

、神楽ちゃん
新八君達に辻斬りの件は任せて、

葛葉

私達は色々な場所を調べてみよう

神楽

そうアルナ、
定春にこの巾着の匂いを嗅がせれば、

神楽

ヅラについて何か分かるかもしれないアル

葛葉

うん、

私達は新八君達の隣を通り

神楽

私らは色々な場所を調べてみるアル！

神楽

お前らは辻斬りの件を調べろネ！

志村新八

あっ、気をつけて！

私は新八君の言葉に頷き、その場を去った

定春に桂さんの匂いを追ってもらっている中、

葛葉

、、、

神楽

葛葉、そんな顔しないでヨロシ

神楽

大丈夫ネ！ヅラが
辻斬りに負ける筈がないネ！

葛葉

そうだね、あの桂さんだもんね

神楽

そうアル！今もどこかでバカやってるネ！

葛葉

ふふっ、そうだね

神楽

そうネ！葛葉は笑ってる顔が一番ネ！

葛葉

ふふっ、ありがとう、神楽ちゃん

神楽ちゃんのおかげで、少し安心できた

葛葉

辺りが暗くなってきたね、

神楽

そうアルナ、
定春ー、そろそろ帰らないと銀ちゃん達が心配、

神楽

するわけないか

葛葉

あはは、

辺りが暗くなっていく中、定春はとある港付近で止まった

葛葉

、？定春、？

神楽

定春、ここからヅラの匂いがするアルカ？

定春

アウッ！

目の前を見てみれば、大きい船が前を通った

神楽

何だあの船、

葛葉

、！誰かいる、

その時、複数の足音が聞こえ、私達はとある箱の中に身を隠した

侍

おい！どうだ？見つかったか？

侍

ダメだ、こりゃまた病気が出たな、岡田さん

侍

はぁ、またか
最近は大人しかったのにな

侍

この間も、桂って奴を斬ったって触れ回っていたが、あの人ならやりかねんよ

葛葉

！！

神楽

！

浪士達は通り過ぎ、私達は外へ出た

神楽

、葛葉
地図書けるアルカ？

葛葉

う、うん、
簡単なものだけど、

私はメモ帳の紙を切り、ボールペンを取り出し地図を書き始めた

神楽

、よし
定春、これを銀ちゃん達に渡してくるアル

定春

アウッ！

定春は地図を口に咥え、そのまま走り出した

神楽

その辺に雌がいても、ナンパしちゃダメアルヨー！

葛葉

気をつけて、！
定春！

私達がそう叫び終わり、

神楽

、背中は任せたアル
葛葉

葛葉

任せて、神楽ちゃん

私達は頷き合い、そのまま船へと乗り込む

高杉晋助

ﾌｩｰ、

船に乗り込むと、とある男性が煙管を吹きながら佇んでいた

私達は物影に隠れ、様子を伺っていた

神楽

、葛葉、お前は
ここで待機アル

葛葉

、分かった
気をつけて

神楽ちゃんはそのまま、男性に近づき、傘を男性の頭に突きつけた

神楽

おい、お前
この船の船員アルカ？

神楽

ちょいと、中を案内してもらおうか

神楽

どたまぶち抜かれたくなかったらな

高杉晋助

、、、

男性は神楽ちゃんの方へと振り返り、ニヒルな笑みを浮かべた

葛葉

、！！

あの人は、冬祭りの時の、！！

高杉晋助

、今日はまた随分と、デケェ月が出てんな

高杉晋助

かぐや姫でも降りてくるかと思いきや、

高杉晋助

とんだじゃじゃ馬娘が降りてきたモンだ

かぐや姫、あの夜を俺は、一日たりとも忘れた事などなかった

高杉晋助

ﾌｩｰ、

また会いてぇモンだ

葛葉

っ、、

何故、あの人がここに、

その時だった

神楽

！！

葛葉

！

神楽ちゃんに向けて、銃弾が放たれたのだ

神楽

っ、！！

神楽ちゃんは弾丸を避け、さらに、狙撃者に弾丸を放った

来島また子

！はァァ"！！

葛葉

！！

屋根から女性が降り、神楽ちゃんに跨り銃口を向け、

神楽ちゃんもまた、女性に傘を向けていた

葛葉

っ、、！

このままじゃ、神楽ちゃんがやられる、！

私は背中から木刀を抜き、女性の後ろにいる浪士達に突っ込んだ

侍

ぐぁあ！！

私は木刀で浪士達を叩き払った

来島また子

な、何事すか！？

高杉晋助

、、！

武市変平太

これは、また新たな
女子のようで

葛葉

ﾌｰ、、
神楽ちゃん！

神楽

よくやったアル葛葉！

来島また子

なっ、

神楽

また子の股は、
シミだらけ！！

そう叫び、神楽ちゃんは女性の顎に蹴りを入れ、私の方へ駆け出した

その瞬間、スポットライトが私達を照らした

武市変平太

みなさん、殺してはなりませんよ

武市変平太

女、子供を殺したとなれば、侍の名が廃ります

武市変平太

生かして捕えるのです

来島また子

先輩！ロリコンも良い加減にするっす！

武市変平太

ロリコンじゃない、フェミニストです

二人が争っている中、私は辺りを見回した

葛葉

っ、

数が増えてる、

神楽

、葛葉
大丈夫ネ

葛葉

！神楽ちゃん、

神楽ちゃんは私の頭をそっと撫で、

神楽

私がいるネ
だから、安心するアルヨ

葛葉

、！、うん、
ありがとう

葛葉

神楽ちゃんを守れるように、頑張るよ

神楽

おう！
じゃあ、行くアルヨ！

私達は一斉に駆け出した

高杉晋助

、、！

その姿を見て、俺はどうしようもない高揚感に襲われた

高杉晋助

ハハッ、かぐや姫直々に来るとはなぁ、

俺はまた子に視線を向け

高杉晋助

また子、あの黒髪の
娘は、後で俺のところに連れて来い

来島また子

なっ、晋助様！
あの娘と知り合いなんすか！？

高杉晋助

あぁ、

あいつは、

高杉晋助

俺だけの姫さんだ

葛葉

ふぅァァァ！！

神楽

だァァァァ！！

私は浪士達を叩き払い、神楽ちゃんは体術で応戦していた

葛葉

桂さぁぁぁん！！
どこにいるんですかぁ！！！

神楽

ヅラァァ！！
居たら返事をするアル！！

神楽

ここにいるんでしょォォォ！！？

葛葉

っ！！神楽ちゃん！

神楽

っ！

私は神楽ちゃんを横に押し倒し、女性からの弾丸を足と肩に受けた

葛葉

ぐっ、

神楽

くずっ、うぁっ、！

葛葉

！神楽ちゃんっ、！

神楽ちゃんは胸と腕を撃たれ、そのまま倒れた

葛葉

くっ、ﾌｰ、

私は足から流れる血を無視し、立ち上がり、木刀を構える

来島また子

もうやめるっす
それ以上は、命に関わるっす

葛葉

、ならこのまま、
素直に貴方達に捕まれと、？

葛葉

そんなの、嫌に決まっています

私は神楽ちゃんを背に、前を見据える

葛葉

このまま諦めて、
貴方達に捕まるぐらいなら、

葛葉

私は、ここで命を散らします！

私は、襲い来る浪士達を叩き払い、桂さんに向けて叫んだ

葛葉

桂さーん！！
居たら返事をしてください！

その時、

神楽

ふぬぉぉー！！
葛葉！

葛葉

！神楽ちゃん、！

神楽ちゃんは浪士達に蹴りを入れ立ち上がった

葛葉

っ、神楽ちゃん！
早く奥へ、！
ここは私が何とかする！

神楽

っ、任せたアル！

そう言い、神楽ちゃんは奥へと進んだ

侍

っ、待て！

葛葉

だぁぁ！！

侍

グォォッ！！

浪士達を叩き払い、私は息を整え、辺りを見回す

葛葉

はぁっ、、！

あの女性がいない、？！まさか、

私がそう振り返った瞬間

高杉晋助

よォ、冬祭り以来だなぁ、

葛葉

っ、、貴方は、

高杉晋助

まさか、かぐや姫直々に来るとは思わなかった

葛葉

っ、何故、貴方がここに、

高杉晋助、、あの剣捌きは、私じゃ太刀打ちできない、

私は後退りながら、高杉さんを警戒する

その時

来島また子

晋助様ー！
この娘、どうしますかー！？

葛葉

っ、神楽ちゃん、

奥からは女性に抱き上げられ、運ばれる神楽ちゃんの姿が目に映った

その瞬間、後ろからフワリと抱きしめられる感覚がし目を隠された

高杉晋助

また会おうぜ
俺のかぐや姫

葛葉

っ、うぁ、

私は高杉さんにもたれ、意識を失った

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

485

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

ぶぶ漬け

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

第23話 - 第23話

作者の他の作品すべて見る

#銀魂夢小説の新着小説
一覧

関連するタグ

私を愛してくれたのは、銀髪の侍でした

第23話 - 第23話

作者の他の作品すべて見る

#銀魂夢小説の新着小説一覧

関連するタグ

#銀魂夢小説の新着小説
一覧