紫
黄くんのお話を
聞かせてくれない?
聞かせてくれない?
黄
!
黄
…っ、
紫
お願いっ、
黄
…紫くんになら
いいですか。
いいですか。
紫
…!
僕は昔から1番を決めるのが 苦手だった。
2択を言われてもどっちでもいいと 答えることが多く、
皆んなと関わることが少なくなった
クラスメイト
黄はどっちがいい思う!?
クラスメイト
こっちだよな!?
クラスメイト
あっちの方がいいだろ!
黄
え、えと…
黄
どちらでも素敵だと思います…ニコッ
クラスメイト
!
クラスメイト
つまんねーの。
クラスメイト
どっちかは答えろよ。
黄
ご、ごめんなさい…
でも、最初から こうだったわけではなかった
クラスメイト
黄はどっちがいいと思う?
クラスメイト
こっちだよな?
黄
僕は…、
黄
右の方が素敵だと思いますニコッ
クラスメイト
は!?
クラスメイト
あっちの味方すんのかよ!
クラスメイト
ありえねー
黄
そ、そんな訳じゃ、、
クラスメイト
こいつはもういいや。
クラスメイト
関わってくんな。
黄
っ、、
だから、もう1番を決めずに、 生きてきた。
どっちかの味方をしたら、 どっちかが傷つく。
そして高校に入り
先生
えー。
先生
委員会を決めようと思う。
先生
それで、提案なんだが、
先生
ここは黄がしてくれないか?
黄
……ぇ、
黄
僕、ですか、?
先生
あぁ。校長からも頼まれていてな。
先生
中学の時、学年1の常連だったんだろ?
先生
してくれるか?
黄
…はい。
これが僕の生徒会を始めたきっかけ
黄
…って、ことがありまして、、
紫
そんな、、
紫
黄くんは悪くないのに、、
黄
このことは2人には秘密、、
赤
…え、
青
…え、
黄
ふ、2人ともっ、、!?
黄
今の話、、
赤
…ごめんなさい、
赤
聞いてしまいました
黄
っ…!
赤
…でも、
赤
俺はずっと黄くんが好きだから
気にしないで?ニコッ
気にしないで?ニコッ
黄
!
黄
ありがとうございますニコッ
青
僕もどんな黄くんでも好きッ
紫
俺もっ!
黄
!!
黄
エヘヘ…/(照
黄
ありがとうございます(ニコッ
赤
ドキッ…/)
青
ドキッ…/)
紫
ドキッ…/)
黄
?
黄
あっ、もうこんな時間っ、
黄
良ければ、一緒に帰りませんか?
紫
うんっ
赤
うんっ!
青
うん!
黄
!
黄
それでは帰りましょうかニコッ
❤️🩵💜
うん!
続く