真冬
由紀、
浜辺の上.静かに波打つ音が聞こえる.
由紀
"真冬"
真冬
…由紀…?
由紀が"そこ"にいるのに届かない. それがとてつもなくもどかしい.
真冬
由紀、
『こんなに俺は名前を呼んでいるのに』
由紀
……ㅎ
由紀は振り向いて歩き出す.
真冬
由紀行かないで!!
真冬
ねぇっ、由紀!!
何度呼んでも振り返らない. "振り返ろうとしない"
真冬
由紀!!
おれは勢いよく飛び起きた.
真冬
夢……、
顔には静かに水滴が伝っている.
真冬
、、行かないで、
真冬
俺は…
『俺はどうしたら良かったの?』
next↪︎






