柘榴
やっぱり気配が薄いわ
蛍丸
主こっちこっち!
柘榴
どうしたの?
蛍丸
こっちから俺の仲間の気配がする!
柘榴
本当!?
蛍丸
うん!付いてきて
そんな二人はやっぱり誰かが見ていることに気がついていなかった
?
俺達に審神者なんて必要ない…
?
今代の奴も殺せばいい
柘榴
あれ?今なんか聞こえたような…
蛍丸
主っ、早く行こう!
柘榴
そうだね!
蛍丸
多分こっちを曲がって
柘榴
でもなんか変、普通は刀剣男士がいるなら気配があるはずなのに
蛍丸
もしかしてないの?
柘榴
一応あるにはあるんだけどものすごく薄い
蛍丸
でも俺にはたくさんあるように感じる
柘榴
やっぱり存在が違うと感じ方もかわっちゃうのか~
蛍丸
そうみたい
柘榴
あ、もしかしてこの部屋?
蛍丸
うん!
柘榴
じゃあ入ろう
柘榴
失礼します
柘榴
えっと…二人?
蛍丸
国行!国俊!
柘榴
?
こんのすけ
この方たちは来派の方々、つまり蛍丸殿の兄弟にございます!
柘榴
そうなの!?それはすぐに治療しなくちゃ
蛍丸
主、早く兄弟を治して
柘榴
分かった、まずはこっちにいる赤髮の少年から
蛍丸
国俊だよ、愛染国俊
柘榴
もしかして名前?
蛍丸
うん
柘榴
ありがとう。じゃあ治すね
蛍丸
お願い
柘榴
あ…
蛍丸
どうしたの?
柘榴
ちょっと部屋から出てくれる?
蛍丸
なんで?
柘榴
だって手入れの現場見せたくないし
蛍丸
うーん
柘榴
お願い
蛍丸
分かった
そう言って彼は素直に部屋を出てくれる、とってもありがたい
柘榴
じゃあ手入れ開始ね
そう言って愛染君にそっと口付けをする。
柘榴
んっ……これで終わり
愛染国俊
ん?あんたは誰だ?
柘榴
私は審神者の夜宮柘榴、貴方達の新しい主…なのかな
愛染国俊
審神者?オレのけがを直してくれたのもあんたか?
柘榴
そうだよ!蛍丸も治したし
愛染国俊
蛍もか!?
柘榴
うん、ほたるん入ってきていいよ~!
蛍丸
主呼んだ?
柘榴
うん!愛染君の手入れ終わったから
愛染国俊
蛍!
蛍丸
国俊!
柘榴
また出会えてよかったね
蛍丸
主ありがとう
柘榴
じゃあ次は
蛍丸
明石国行
柘榴
明石君を手入れかな
蛍丸
俺たちはまた外行くの?
柘榴
そうなるかな
こんのすけ
愛染殿はまだ短刀でしたが明石殿は太刀ですぞ!
柘榴
たぶん大丈夫だよ
こんのすけ
どうしてそう言えるのです?
柘榴
だっていつも手合わせしてる紅音より強いなんてことは滅多にないはずだから
こんのすけ
紅音?
柘榴
えっと……私の友人
こんのすけ
刀剣男士は神ですぞ!そのことをわかってください!
柘榴
あれ?政府の人こんのすけに私の経歴伝えてないな
こんのすけ
はい、聞いておりません
柘榴
でもまあめんどくさいし後でいっか
蛍丸
とりあえず俺たちはどうすればいいの?
柘榴
外で待機しておいて
蛍丸
分かった~
愛染国俊
分かったぜ