蒼梧
先輩!
蒼梧
差し入れっす!
愛莉
いつもありがとね
蒼梧
いえいえ!
蒼梧
先輩のためだったら!
愛莉
そうだ
愛莉
蒼梧君
蒼梧
なんっすか?
愛莉
明日は3年生の大会なんだけど…
愛莉
来てくれないかな?
蒼梧
お 俺っすか!?
愛莉
うん
蒼梧
ももも もちろん
蒼梧
行かせてもらうっす!
愛莉
ありがとう
蒼梧
いえ
愛莉
蒼梧君って…
愛莉
なんでそんなに情熱的なの?
蒼梧
俺…愛莉先輩がすごい憧れなんです…
蒼梧
だから俺も陸上部に入って
蒼梧
いろんな大会で優勝したいんすよ…
愛莉
そうだったんだ…
愛莉
なんか嬉しいな
蒼梧
アハハ
美緒
蒼梧ー!
蒼梧
あ 美緒!
愛莉
お友達?
蒼梧
そうなんすよ
蒼梧
俺のちっちゃい頃からの
蒼梧
幼馴染で…
愛莉
そうなんだ
美緒
こっち来てー!
蒼梧
呼ばれちゃったんで
蒼梧
俺行ってくるっす!
愛莉
うん!
愛莉
行ってらっしゃい
愛莉
あ
愛莉
待って蒼梧君!
愛莉
……行っちゃった…
愛莉
明日のこと話そうと思ったのに…
愛莉
まぁいっか
愛莉
でもなんなんだろう…
愛莉
このむずがゆい気持ちは…
この気持ちが分かるのはまた別の話
続きはまた後で!