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母親

おかえりなさい。

母親

今日って給料日よね?ちゃんと下ろしてきた?

shk

はい。.........

こうゆう日のお母さんは苦手だ。

気味の悪い笑顔を浮かべて、自分の思いどうりに行かなかったら、殴ってくるから。

俺を、体(てい)のいい道具としか思っていないから。

母親

チッすくねぇなぁ。

母親

なんでお前の稼ぎが少ないせいで私が働かないといけないの?

母親

まだあるでしょ。((ボコッ

痛い。 きっと他の人ならそう思うだろう。

母親

出せ。

shk

……です

母親

はぁ!?((バコッ

母さんのは、力が弱くても、ものを使って見えないところに殴ってくるから。

急所は守られたとしても、とても痛い……はず。

shk

ないッ……です。

全て俺が悪いのだから、痛いなんて思う暇などない。

耐えればいい。耐えれば。

このカバンの中にあるのは、俺が毎回迷惑をかけている人へのものだ。

絶対に渡せない。

母親

もっと働けよ!!駒でしかないのだから!!

母親

なんでこれだけ私に迷惑をかけるの?((バコッ

母親

本当に使えない子!!

母親

もっと働いて私に楽をさせてちょうだい!!

母親

そんなことでしかあなたは役にたてないんだから!!

shk

はい。

母親

チッさっさと視界から消えてちょうだい。

母親

私の子じゃないんだから。

母親

私の子だったらもっとできているのに。((ボコッ

母親

忌々しいあいつの子め。

shk

ごめんなさい。

サッと立ち上がり、カバンを持って自室へ向かう。

ヘッドホン越しになにか聞こえたような気がしたけれど、気のせいだろう。

今日も、耐えられた。

息を飲む音がする。

kn

Nakamu。そろそろ戻らないと。

小声で彼に語りかけるが、動く、というか頭が動いてなさそうなので、手を引き、Nakamuの部屋に連れていく。

部屋の方向に小さな影があるが、気にしないでおこう。

kn

Nakamu。部屋着いたよ。

kn

大丈夫?

nk

きん……とき。あれ、嘘だよね?

nk

俺の気のせいだよね?

あぁ、彼は知ってしまったのだろう。

nk

母さんは優しくて、父さんは、顔に出ずらいけど、大らかな人で、

nk

みんなで小さい頃仲良くやってたんでしょ?

nk

父さんはきりやんが幼稚園の時に出張に行っちゃったけど、まだ、母さんと父さんは仲が良くて、

nk

母さんは優しい笑顔でどんな事でも褒めてくれたんだよ?

nk

1回だけだよ?手元の物をとって殴られたのは。あれは、なんか固くて、すごく痛かったなぁ、

nk

でもあれは俺が悪いことを言っただけで、父さんにも迷惑のかかることを言っちゃったから。

nk

きっとシャケ兄も……悪いこと……したからで……

彼の気が動転しているのだろう。

普段しっかりした日本語を話す彼が、ごちゃごちゃと話しているのだから。

今までの人生の、母親への価値観が一変してしまったのだから。

nk

ねぇ、俺が見たのは全て嘘なんだよね。

nk

俺が、きっとなにか勘違いしているからで……

きっと彼は納得したくて、理解したくなくて、今の言葉を紡いでいるのだろう。

それじゃあ俺がすべきことは、

kn

違うよ。間違ってない。
今見てきたのは事実だよ。

Nakamuに「普通」や、「事実」を言うことだ。

kr

おはよ。

nk

あ…おはよ!!

kn

おはよう。

shk

おはよう。

母親

一矢、おはよう。

昨日から兄さんの様子が変だ。

母親

あら、今日は元気がないようだけど、甘矢大丈夫?

nk

ぁ…大丈夫だよ!!

難しいことは分からないけど、おかしいことだけはわかる。

母親

頂きます。

全員

頂きます。

kr

シャケ兄さん

兄さんたちはいつもそうだ。

俺のことをどう思っているのか分からないが、自分でどうにかしようとする。

俺を頼ってくれない。

shk

なんだ?

だから、俺も俺なりに何か自由に動かせてもらおう。

kr

今日、一緒に学校行かない?

shk

きりやんが誘ってくるなんて珍しいな。どうかしたか?

今日はどうしよう。このお金を使って何を買おう。あの人達は何が欲しいのだろう。

kr

別に…

今日はきりやんが誘ってくれたし、プレゼントを買うお金もあるし、いい日になりそうだ。

きりやんの表情が暗いことを除いて。

俺何かしたか?

shk

あ、じゃあ俺こっちだから。

分からないけど、こいつも、小学生だけど思春期なのかもしれない。

俺に深堀りされたくないだろ。

kr

待って!!

その時、悪い予感がよぎったのかもしれないし、

きっとどこかでそんなこと言われないと思いたかったのかもしれない。

こいつは、日の当たる部分にいる、向日葵だと感じていたから余計。

そんなことは関係なしに紡がれてしまう言葉。

kr

もう…

kr

父さんは帰って来ないんだよね……?

そんなことを言わせてしまうなんて、悟らせてしまうなんて、時間の問題なのだろうけど、

kr

だから、母さんは……

兄失格なんだろうな。

shk

そうだよ。

shk

じゃあな。また朝。

kr

ッ!シャケ兄さん!?

走った。

あいつがどんな顔をしてたのかも、どんな表情をすればいいのかも、分からなかったから。

あんな綺麗な人に汚れた血が流れているなんて事実、認めたくないから。

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