テラーノベル
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俺が彼奴と出会ったのは、ようやく見習いを卒業して、初めての仕事に出かけた時
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神社の前に降りて、羽と輪っかをしまう
原理はどうなっているのか知らないけど、気づいた時にはできるようになっている
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新人天使の仕事は徳を積んだ人間を探すこと
親指と人差し指で輪をつくり、そこから覗くと徳の大きさと数が可視化される
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持ち物を確認して、全て揃っていることをチェックする
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グシャッ、と上から降ってきた物体に俺は押しつぶされた
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正直言うとそんなに重くはなかったけど
慌ててパッと退いた人物は、茶色のボブカットに赤茶色の目をしていた
男友達からは「お前ほんと女に興味ないな」と言われ、
女友達からは「私めっちゃ可愛いんだけど!?」と言われた俺から見ても美しいと、綺麗だと感じるような顔立ちだった
が、俺の目線はすぐに背中と頭に移った
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...こいつホンマに悪魔か?
聖書には悪魔は狡くて卑怯だって書いてあったはずやけど
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そう声を出して悪魔は角と羽をしまった
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sha
聞いてもないのに名前を名乗ってきて、答えないでいると挙句の果てには近づいてきて叩く始末
sha
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...此奴が悪魔...には見えへんけど
悪魔って名前を基本的に教えない...ってことはこれは偽名か?
sha
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sha
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出会った時から此奴は明らかに俺の中で他の奴と違った
普段なら仲良い奴ですら殆ど口を開かないのに、こいつの前だと自然に言葉が出た
sha
sha
「お願い!」と言って俺に頭を下げてくる
うーん、いやバレるバレないの前に...
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sha
きょとんとした顔を浮かべて、俺の方を見る
sha
バサッと音を立てながら翼を出すと、みるみるシャオロンの顔が青ざめていくのが分かった
sha
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そんな叫んだら人間たち集まってくるやろ!
sha
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sha
コロッと笑顔になって俺にそう言ってくる
その笑顔を見て、俺は顔が熱くなったように感じた
sha
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俺は腕を掴まれた、強制的に人間界を探索することになったのだ