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里々奈
ね？おねえちゃん
夜月
ぁ、…ぅ
里々奈
お姉ちゃん喋れないの？
里々奈
大丈夫？
夜月
ぇ、と…
夜月は里々奈を恐れるように,逃げるように目を逸らす
里々奈
ん？
里々奈
喋れないならお兄ちゃん呼んじゃおーかな♪
夜月
っ
夜月
それはだけはやめて…っ、！
夜月は更に顔を真っ青にして里々奈の袖を小さく掴み必死に拒絶する
里々奈
ふふ、じょーだんだよ
里々奈
それにしても何でここに蹲ってるの~？
夜月
…ぶか、。
夜月
撃っちゃって…
夜月はぽつりぽつりと先程の事を喋り出す 話している最中夜月は静かに涙を零す
その間,里々奈は静かに頷くだけで
夜月
だから…
夜月
逃げ出して、っ、きた
里々奈
そっか…
里々奈
お姉ちゃん辛かったね
里々奈は夜月の頭を優しく撫でる
里々奈
怖いもんね、梵天の人達は何も知らないのにね
里々奈
お姉ちゃん…頑張ったね
里々奈も親身になって話をしている間に泣き出してしまい
夜月
ちょっと、里々奈大丈夫…？
里々奈
ん…、ごめんね
里々奈
泣きたいのはお姉ちゃんなのに…
里々奈は涙を拭って夜月に謝る
夜月
んーん…
夜月
話…聞いてくれてありがとうね
里々奈
全然大丈夫だよ！！
里々奈
でもお姉ちゃん…帰るのしんどくない、？
夜月
しんどい…けど、
夜月
帰る場所ないし…
里々奈
んー、、
里々奈
じゃあ私たちのアジトくる？
その頃梵天では
九井
はぁ…
梵天の幹部達は帰ってきてすぐ緊急会議を開いた
九井
まじどこ行ったんだ彼奴…
九井は机に肘をつき手で頭を支える様なポーズで
三途
そもそも、彼奴の部屋では何起こってたんだ、？
鶴蝶
わかんねぇ…けど
鶴蝶
夜月が理由もなく部下を撃つわけない…
望月
しかも夜月が特に大事にしてた部下だ…
灰谷弟
むやみに撃つ訳ないし…
佐野
誰かに指示されたか、撃つしかない事があったのか
灰谷兄
てかてか、なんで部下は夜月の部屋入ってたんかな
灰谷兄
部下を理由もなく入れる程危機感ない子じゃないし
九井
まじでわかんねぇ…
九井
なんで夜月は俺らが来た時逃げたんだ…？
望月はゆっくりと…恐る恐る口を開いた
望月
勘違い…されたくなかったとか？
三途
勘違いぃ~？
三途
なんのだよ
九井
夜月…
九井
昔家族関係で何かあったって言ってたな…
灰谷兄
そーいえば言ってたねぇ
灰谷弟
家族関係で同じような事があったのかな
鶴蝶
勘違い…、家族関係ですれ違いがあった可能性は高いな
佐野
夜月はいつそれを言ってたんだ
九井
たまたま…何かの拍子に家族の話になって
九井
昔家族で喧嘩して絶交したって話を…
佐野
ふむ…そうか
灰谷兄
絶交までいく喧嘩ってなんだろーね、
九井
ああ…
九井
でもとりあえず夜月を見つけたい…
佐野
彼奴が逃げそうな場所は？
鶴蝶
部下に探し回ってもらってるが今の所夜月らしき人は見かけてないらしい…
彼等は頭を抱える
灰谷弟
普段から自分の事話すような奴でもないし…
九井
くそっ、
こーいう時の為にもう少し聞いておくべきだった
こーいう時の為にもう少し聞いておくべきだった
望月
後悔しても遅いよな
望月
とにかく夜月が頼れる様な人はいるのか？
三途
知らねぇよ…
佐野
夜月は家族と絶交してるし家族はないだろう…
三途
ぁ、夜月の友達は？
灰谷兄
友達ぃ~、？
九井
そういえば居るって言ってたな…
鶴蝶
じゃあその人たちを調べて聞きに行こう
皆一斉に頷く
終わり方きもいけどお許しを…
投稿おそくなってごめんなさいーー！！
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