ある日、僕あての手紙が届いた。
「例のゲーム」の招待状だった。
内容は
「脱出」できれば報酬を与える
「脱出」できなければ…
幸運児
僕はまったく興味がなかった。
幸運児
しかし、次の日。
幸運児
朝、ポストを確認すると、昨日きた手紙と同じ手紙が届いていた。
幸運児
最初は、そう思い
また、同じように捨てた
けれど、次の日も次の日も
その手紙が届いた
幸運児
さすがにしつこいものだから
気持ち悪さも感じた
しょうがないので、手紙をよく読んでみた
手紙に書いてある内容は、ルールだった。第五人格を知っている人なら分かるだろう。
参加者は4名…知らない人もいるし、知ってる人もいる。
エミリー・ダイアー。彼女は、医師で、僕を看護してくれたことがある。
他は知らない…
とにかく、興味がない
でも、毎日毎日、ポストに手紙が届く。
ほっとくわけにはいかない。
「脱出」だとかは知らんが
「例のゲーム」に参加し、直接言おうと思う。
予定日は10月16日
明後日だ。
幸運児
手紙に詳しいことは書いてあったが、エミリーさんとも話し合った方がいいかもしれない。
なにを話しあえばいいかわからないが…とりあえずだ。
幸運児
僕は生まれつき病気を持っていて、よく咳き込む。
幸運児
エミリー・ダイアー
幸運児
通話
11:08
エミリー・ダイアー
幸運児
当日
参加者は4名
がサバイバーで
実は参加者はもう一人いる、「ハンター」だ。
サバイバーの脱出を阻止する役目らしい…
手紙のことについて言おうとしたが、拒否された。
しかし、手紙の話を拒否されたことよりも、
どういうゲームなのかもう一度説明された時の方が、ショックだった。
幸運児
だが、もう遅い
言ってるうちにゲームは始まる。
-スタート-
幸運児
手が震えている。
緊張と恐怖が身を襲う。
他のみんなと合流したい…そう願いながら解読した。
しばらくして、なんとか一個解読し終わった。
だが、
最悪なことに、解読し終わったら、大きな音がなった。
これではハンターに見つかってしまう。
幸運児
赤箱を開けると、本が入っていた。
幸運児
開くと、次の瞬間
暗号機や建物が大きくなった。
幸運児
そのとおりだ。
「ガリバー日記」、この本は冒険の書で、小さくなれる。
だが、デメリットに、小さくなれる時間は限られている。
幸運児
心臓の鼓動がなった。
緊張と恐怖だ。
なぜ、このタイミングで緊張するのだろう。
そう。
ハンターが近づいてきている。
暗号機を解読しおわった音がしたから、気づいたのだ。
早くいってくれ。
そう俺は願った。
そして、「ガリバー日記」のおかげで、ハンターから逃れた。
幸運児
幸運児
他の暗号機も解読し終わったようだ。
幸運児
調子に乗った瞬間、サバイバーに悲劇がおこった。
エミリー・ダイアー
ハンターに見つかり、殴られてしまった。それも「恐怖の一撃」である。窓枠乗り越え中に殴られたのだろう。
幸運児
見つけた赤箱をあさると
すごいものをみつけた…
なんと…「信号銃」が入っていた。
幸運児
とは言っても、信号銃だ…
さほどダメージはあっても、死にはしない…
そう言ってる間に、エミリーが吊られてしまった。
幸運児
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