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榛稀
裕斗
妖音
涼夜
彼は久明涼夜(ひさあけりょうや)。桜学園の8年という最高学年であり、男テニの先代副部長だ。 そして、さっきのふたりは、千波那妖音(せんばな あやね)と下城裕斗(しもじょうゆうと)。下城は俺と同じ8年で、男テニ時期部長だ。
氷郎
そういう彼は伊波氷郎(いなみ ひろう)。彼も涼夜達と同じで8年の時期最高学年だ
氷郎
妖音
涼夜
4人は他愛もない雑談をしながら妖音のクラスに向かう
その時
ティーン
妖音
???
妖音
遥輝
妖音
氷郎
遥輝
妖音
妖音
遥輝
裕斗
妖音
廊下内に刀同士がぶつかり合う音が鳴り響く
それは数分間にもなり続いた
そして、決着は
妖音
妖音が遥輝の刀を弾き、遥輝の首元に刀を突き立てていた
涼夜
そして、妖音が遥輝の首を切り落とした
妖音
涼夜
皆が死した遥輝の死体を一瞥し、帰ろうとした
しかし、
妖音
突然の後ろからの轟音が放たれる。 それに4人は驚く。 後ろには、もう誰も居ないはずなのに………死した遥輝の死体しかないはずなのに
………否、死しているはずの遥輝の死体…が正しい言葉である
涼夜
遥輝
妖音
遥輝
妖音
遥輝
妖音
遥輝
グラス・オブ・コンチータ
遥輝
ヴェノム・ソード
マーロン・スプーン
ルシフェニアの4枚鏡
クロック・ワーカーズ・ドール
カヨの鋏
グリム・ジ・エンド
遥輝
グラス・オブ・コンチータ
ヴェノム・ソード
マーロン・スプーン
ルシフェニアの4枚鏡
クロック・ワーカーズ・ドール
カヨの鋏
グリム・ジ・エンド
遥輝
グラス・オブ・コンチータ
バニカ・コンチータ
サテリアジス・ヴェノマニア
リリアンヌ=ルシフェン=ドードゥリス
マルガリータ=ブランケンハイム
首藤禍世
ガレリアン=マーロン
ネメシス=スドウ
遥輝
マルガリータ=ブランケンハイム
バニカ・コンチータ
サテリアジス・ヴェノマニア
リリアンヌ=ルシフェン=ドードゥリス
遥輝
妖音
遥輝
遥輝
バニカ・コンチータ
また轟音が響く。そして、遥輝の居た所には
バニカ・コンチータ
妖音
バニカ・コンチータ
妖音
バニカ・コンチータ
妖音
涼夜
バニカ・コンチータ
バニカ・コンチータ
裕斗
バニカ・コンチータ
バニカ・コンチータ
妖音はそう聞くとナイフや銃弾を放つ…………が
妖音
全てバニカに食されたのだ
バニカ・コンチータ
妖音
バニカ・コンチータ
そう言うと、バニカは消え、代わりにそこには遥輝が居た。妖音は遥輝なら勝てると慢心していた……
………そう、遥輝に特異性格(スタイル)があることを忘れて……
遥輝
そういうと、妖音が倒れた
妖音
遥輝
妖音
遥輝の特異性格『永遠の友人(forever friend)』は『絆を紡ぐ能力』。遥輝はその力により、様々な特異性格所持者の特異性格を扱う事が出来る。それに、『悪の大罪(sin of evil)』で『暴食』等の他6つの特異性格、そしてイレギュラーなもうひとつの特異性格がある。遥輝に勝つ事はとても困難であろう。それでも彼は慢心はしなかった。むしろ、自虐をして、己を高めていた。
遥輝
そう、木更津遥輝は…………イレギュラーな存在である。元々歴史に彼が居ない訳では無い。特異性格を3つ所持していることがイレギュラーなのだ。
妖音
妖音
そう妖音は優しく言う。妖音は己の勝ちを信じて疑わなかった。そして無意味な犠牲を出したくなかった。故に遥輝を逃がすという選択を取った……しかし………
遥輝
妖音
妖音は呆気に取られてしまった。 否、遥輝以外全員が遥輝の答えに呆気に取られてしまったのだ。 確かに遥輝は言ったのだ。 「今更自分の生命に固執しなければならないのか?」と
遥輝
遥輝は自分に価値を見いだしていなかったのだ。遥輝は自分に自信もなかった為、自殺すら、考えていた
妖音
そう言って妖音は再び遥輝の首を切り落とそうと遥輝に向かって駆け出す。……しかし
妖音
妖音の行く手に大量の水塊(すいこん)が現れたのだ
妖音
思わず妖音は涼夜に声を荒らげてしまった
……だがしかし、涼夜は驚いた顔をしていた。
妖音の形相に驚いたのではない。 …なら何故? ………答えは単純明快、自分が使ったはずのない特異性格…『水分(moisture)』が使われていたからだ
誰が使ったのか?それも単純明快。 『永遠の友人(forever friend)』を使った遥輝だ。
妖音は、直ぐに理解するが、もはや妖音では、遥輝には勝てない。それでも妖音は自分が勝てると思っていた。遥輝の『愛欲(lust)』で何人を遥輝が愛しているだろう。 恋愛的な意味出なくても愛しているならそれは遥輝の力となる。
そして同時に遥輝は別の特異性格を発動していた。
遥輝
それは、『悪の大罪(sin of evil)』の内の1つ。 『嫉妬(エンヴィー)』の『人に嫉妬する事で己を強化する能力』を使っていた。
その妬みの対象は、力が欲しいが何もする気が無さげな自分と、大好きな先輩達の記憶をいじり、そこにあたかも元から自分が居たように記憶を作り替えた妖音に激しい妬みを作っていた。
そして
遥輝
妖音
涼夜
気付いた時には遥輝が妖音にナイフを突き刺していたのだ
裕斗
見えないのも無理は無い。 遥輝は【愛欲】によってこの学園に通う生徒、先生を愛して、【嫉妬】によって自分と、妖音を激しく妬んでいた。 そのために、遥輝の身体能力は既に人の域を超えていたのだ
妖音の特異性格の【世界(𝓦𝓸𝓻𝓵𝓭)】は記憶をあやつる事が出来る特異性格だ。それに、もとより妖音が剣術を長く嗜んできて居た為に、誰にも負けた事がなかった。
しかし、人一倍仲間(大切な人)に対する思いと自責の念と自虐心があり、もっと大切な人(先輩達)を守る為の手数を増やしていた、【イレギュラー】には勝てる訳がなかった。
妖音
妖音は最後の抵抗で涼夜達3人に助けを求めようとした。
しかし
遥輝
遥輝が妖音と一方的に絆を結び、妖音の特異性格である【世界】を扱えるようにして、記憶を元に戻した。
そうして、妖音による騒動は幕を閉じた