レイ
ん....ここは?
レイ
私は基地で寝てたはず、だけど....?
昔々、あるところに
レイ
え。なんか、始まった...
赤ずきんという女の子がいました。
レイ
わ、....なんか赤いずきん被っちゃった....
ジャイボ
赤ずきん、おばあちゃん家へお使いを頼まれてくれないかい?
レイ
え、ジャイボ....
ゼラ
母さん、赤ずきん一人で大丈夫なのか?
レイ
え、ゼラ....
ジャイボ
大丈夫よ、お父さん。ね?赤ずきん??
ゼラ
しかし、途中で狼に出会うかもしれないな....
レイ
ああ、赤ずきんを狙う狼ね....
ジャイボ
平気よ、護身用のリボルバー持たせたもの♪
レイ
待って、赤ずきんってこんなに物騒だっけ?.....私の知らない赤ずきんが始まってる......
ジャイボ
じゃあ、気をつけて行ってきてね~♪
と、家の扉を閉められた。そして、家の中からなんかやばい声が聞こえる。
レイ
....とりあえず、行ってみよう。
こうして、赤ずきんは実弾入りのリボルバーを持ち、おばあちゃんの家へ向かうのでした。
森の小道を辿るように歩いていく赤ずきん。
レイ
....おばあちゃんの家は真っ直ぐ行けばいいんだよね?
カネダ
お嬢さん....
レイ
え、カネダ...?
よくみれば、けものの尻尾と耳をつけていたカネダらしき人物だった。
カネダ
この先に..き、綺麗なお花があるよ。おばあちゃんの家へ行くなら、そのお花を摘んであげたらいい、よ....
レイ
は、はぁ....
レイ
でも、寄り道はしてはいけないって...
カネダ
....君のその赤いずきんのように赤くて、そして、綺麗な金髪のように美しい花なんだ....
カネダ
今摘まないとに、二度と手に入らない、かも....。
レイ
そう、言われると....うーん
レイ
少しだけ、摘んでいこうかな....
カネダ
なら、僕が案内してあげるよ....
レイ
ご親切にどうも.....
レイ
....あの、
カネダ
......
レイ
なんか、暗い道進んでるんだけど...
カネダ
....
カネダ
まだ気づかないのかい??...
レイ
え
赤ずきんは狼に近くの木に押さえつけられてしまいました。
レイ
あの...ちょ、
カネダ
僕は、君を食べる狼だよ.....
レイ
!
レイ
ま、待って....
カネダ
そう、君の処●を!!
レイ
!?
レイ
いやあああああああああ!!!
カネダ
ハッ!
カネダ
.....ゆ、夢か。
カネダ
うわぁ.....僕はなんて、最低な男なんだぁあああああ!!!!!
そう、これは金田りくという思春期真っ只中の少年の夢だったのです。
めでたし、めでたし。
カネダ
めでたくなぁああああああい!!!
なんて酷い話だ
完







