陸
こんにちは
光希
こんにちは
初めまして
初めまして
光希
わたし結月!よろしくねっ
陸
俺は陸!
光希
仲良くしようね〜
陸
これからよろしくなっ!!!
もうあの時とは違う
緊張感が走る
陸が、本当にこの場に来てくれることを願って。
陸
トコトコ
光希
っ!
きた。
来てくれた
陸
どうしたの?光希
光希
ちょっと、話したいことがあって…
陸
うんっ)ニコッ
彼が私に向けてくれた笑顔は
太陽よりも眩しかった
光希
うっ
陸
?
光希
あ、あのさぁ、、
陸
うん、
光希
わっ、私、
光希
前からずっと、陸のこと…
陸
…うん(^^)
光希
好きでした。
光希
だから、だから私の彼氏になってくださいっ!
やった!やっと言えた
嬉しさと同時に、怖さが湧き出てきた
「…ごめん」そんな言葉を聞きたくなくて
そんなこと思ってほしくなくて
陸の言葉、聞きたくなかった
陸
っ
陸の暖かい温もりを感じた。
陸の顔が近い
キスを求め、私は目を閉じた
ちがった。
むしろ、キスを求めていたのに
青くて綺麗な目が
私の目を見てくれて
目を離せない
とっさに、彼の口が開いたと思ったら
陸
ごめん
光希
っ
陸
他に…好きな人がいるんだ
予想外な言葉に
私は怒り悲しんんだ
光希
ううっ(ポロッ
私の目から水滴が落ちる
陸
ガバッ
彼が私の体を覆った
暖かい
でも、
愛情とは違う気配だった
ごめんね…
とでも言うように、彼の目は
私を見つめる
わかった。
さようなら。