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貴方の笑顔はとても美しかった
貴方は私の未来のことを考えてくれた
私はそんな貴方が好きだったし
”憧れ” でもあった
私は産まれたとき
生後間もなく親に捨てられ
それを見つけた孤児院の人が拾ってくれた
孤児での生活は悪くなかった
でも
少し
寂しかったかな
もちろん私だけじゃなくて
他の子も親の愛情を知らないし
親の温もりも知らない
そんな子達といると
気が合ったり合わなかったり
ある日
貴方が私を養子にしてくれた
もちろんびっくりした
こんな私を養子として向かい入れてくれるんだって
正直私が養子として向かい入れられた、
このことに他の子は私を恨まないか心配だった
私は特別頭が良い訳でも小さい子みたいに元気でもない
こんなつまんない奴をなぜ養子にしたのか疑問だった
本人は
『 大人しそうだったから 』
だってさ、
当時は
『 そんな理由、? 』
って少し呆れてた
『そんなことなら
私じゃなくても良かったんじゃないですか、?』
って質問した
そしたら
『 うーん、確かに、、 』
って考えてたよね
家は狭くボロボロなアパートだった
金が無いのに何で私を養子に??
余計金が減るだけなのに、
本当
貴方は不思議な人だね
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