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嘉月 榛華
嘉月 榛華
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ふと、制服のポケットに手を入れた
そして気づいた…
いつもポケットに入れているペンダントがないのだ
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嘉月 榛華
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どこで落としてしまったのだろうか…
毎回毎回 落として言うのもなんだが、
あれは叔父さんにもらった大切なものだ…
それプラス、Souくんに無くしたってことバレたら殺.される…←
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
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そう呟いたあと、踵を返そうとした、
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???
???
嘉月 榛華
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聞き覚えのある、今一番会いたくない人の声が後ろから聞こえた
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震える声と体と共に、ゆっくり後ろを振り向くと、
そこには、予想していた通り、
私の顔を見てキョトンとしているSouくんの姿…
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
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どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
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頭の中でそんな言葉をグルグル回している私と裏腹に、
Souくんはタタッ…と私の傍に駆け寄った
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椎名 奏
椎名 奏
嘉月 榛華
嘉月 榛華
椎名 奏
椎名 奏
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
椎名 奏
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
嘉月 榛華
椎名 奏
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Souくんの手を握りそう言うと、
明らかに、何言ってんのコイツ…みたいな顔で私を見るSouくん
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おいおい、そんな顔すんなって…!
榛華ちゃん傷ついちゃうぞ☆←
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
椎名 奏
椎名 奏
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説明しよう。
潜入捜査は2人1組、ペアを作って潜入することになったのだ
各ペアごと、潜入したあとにやることは違う
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まず、
一ノ瀬先輩&相川先輩
あの2人は情報収集するらしいっすね
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浦田先輩&坂田先輩
あのめちゃくちゃな2人は、【闇族の館】にいる敵共を足止めすると…
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月崎先輩&折原先輩
このわからんちーの2人は、【闇族の館】を詮索するらしいですな
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天宮先輩&Eveくん&響さん
このペアだけ3人組なのは、他の場所で私たちに指示を出すため
指示というか…、敵とかが来たら教えてくれたり…とか?
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んで最後に私とSouくんペア
まぁ、やることは、
【幻影の石«ヴィジョン・ストーン»】の破壊ですね
Souくんはその護衛みたいな…
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
椎名 奏
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Souくんの手を引いて歩き始める私
が、すぐに振り払われてしまう…。
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
椎名 奏
嘉月 榛華
嘉月 榛華
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後ろで手を組み、後ろ歩きで歩く
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椎名 奏
嘉月 榛華
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そんな意地の悪い言い方をして、Souくんの方を向きながら歩く
そんな私をSouくんは呆れた目で見ていた
そんなSouくんを私は苦笑いで見た
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???
???
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Souくんが私の方をへと、一歩足を踏み出したその瞬間…
Souくんは何故か大きく目を見開かせたあと、
私に手を伸ばして…、
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椎名 奏
椎名 奏
嘉月 榛華
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______ドスッッッッ…!
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そんな鈍い音が、Souくんが私を引き寄せたと共に廊下に響いた…
私の視界はSouくんの胸で遮られていたが、
そのSouくんは私の制服を掴みながら、ズルズルと地面に座り込んだ
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そして、私の目の前には下を俯いている男子生徒
ほのかな魔力が感じるその男子生徒に、私は首を傾げた
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
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何故か立ち上がらないSouくんに不安を感じて、
少し震えた声でSouくんの名前を呼んだ
そして、恐る恐るSouくんの方に顔を向けると、
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
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私の目に飛び込んだのは、
背中から赤い鮮血を流し、苦しそうな顔をしているSouくんの姿
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血………?
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なんで…、なんでなんで……?
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嘉月 榛華
嘉月 榛華
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……To be continued
♡450いったらつづきだします。
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コメント
6件
うぇ??なんでそうなったぁぁ!!!!
あー、Souくんかっこよ(そこじゃない)
まってまってまって?!?! 展開が予想できませんね……もっともっと楽しみになりました!!