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侑真
※いふくんの奥さん出てきます ※文章めちゃくちゃなので頭すっからかんにして何も考えずに読んでください
ど~ぞ
俺には奥さんがいた
凄く優しくて、明るくて、小さな気遣いが出来る、俺には勿体ないぐらいの。
約2年前そんな彼女との間に子供を授かった
生まれてくる子は男の子
二人でたくさん考えて 「優しく」「誠実」な子に育ってほしいという思いを込めて 『侑真』(ゆうま)と名付けた
奥さんのつわりも乗り越えて安定期に入り、二人で「どんな子が生まれてくるかな~」なんて考えを弾ませていた頃
担当の先生から衝撃的なことを告げられた
それは、出産すると同時に奥さんの体が耐えられず亡くなってしまう可能性が高いということだ
俺はその瞬間頭が真っ白になった
赤ちゃんを産むと奥さんが死んでしまう? なんで? 三人で楽しく笑う未来はないの? どっちかを選ぶしか出来ない?
色んな疑問が頭を駆け巡る
そんなよく考えることも出来ていない状態の俺は、言ってはいけないことを口走ってしまった。
「じゃあ下ろそッ!」 「子供なんか良いやん!ずっと2人で居られるんやったらッ……」
俺はしまったと思った 奥さんの顔を見てみると悲しそうな、泣きそうな顔をしていた
「私たちの子をッ、、子供なんかなんて言わんとってッ…………」
俺はその日の夜柄にもなく一晩中泣きじゃくった
今まで想像していた幸せが一瞬で崩れ落ちた
次の日の夜仕事から帰ってきたときのこと
奥さんから話があるから聞いてほしいと言われ、椅子に座る
数分間、いや数秒だったか互いに黙って見つめ合う
何時もなら幸せだな~なんて考えて一瞬で過ぎてしまう時が今日はやけに長く感じた
そこで奥さんが口を開く
だめだ、言わないでほしい まだ一緒に居たい これからもずっと死ぬまで守り抜くと誓ったのにッ やめろッ、、やめてくれッ!
そんな思いもむなしく俺の希望は砕け散った
「産みたい」
「この子を産んであげたいッ……」
俺は何も言うことが出来なかった
彼女は続ける
「もちろんッ、、私が死んでからいふに全部の負担をかけちゃうのはわかってるッ……」
「でもッ……この子はもう私たちの子供やからッ、、この子を殺すことは出来ひんッ」
彼女は泣いていた
いつの間にか俺の頬も濡れていて2人で抱き合ってご飯を食べるのも忘れ泣きじゃくった
そしてその夜俺達2人は子供を産むことを決意した
そんなことがあったのももう約一年と半年前
侑真ももうそろそろ一歳を迎えようとしていた
If
侑真
If
If
侑真
If
侑真
あれから出産と同時に奥さんは亡くなった
彼女は本当に頑張ってくれた。 最後の最後までずっと
だから今度は俺が頑張る番 彼女が残してくれた宝物を何があっても守り抜く
俺が彼女に何もしてあげられなかった分 彼女に侑真とあわせてあげられなかった分
俺はあまり家事が得意というわけではない しかも侑真を支えてあげられるのも俺しか居ない
だが、現実はそううまくはいかない
俺の両親も奥さんの両親も早いうちに亡くなってしまっている
家計を支えるには仕事は絶対にしなければいけない
家事に仕事に侑真のお世話に 正直辛い
ねぇ、、、 君だったらどうしたかな……?
侑真が泣いてたらその理由がすぐにわかって 美味しいご飯をつくってあげて 保育園にも夕方までには迎えに行って 休みの日はたくさん公園につれていったり こんな年齢で悲しい思いをさせることもないのかな
俺はどうしたらいい……?
君の作った、、ハンバーグが食べたいッ……
If
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If