桃青集

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ライブ映像の桃青のハグ ﾀﾋんだよね（唐突

俺の愛しの青へ♡♡♡ おはよう青♡♡♡ 最近、寝る時間がいつもより5分遅いけど大丈夫？？ ご飯もいつもは500カロリーは食べてたのに最近378カロリーしか食べてないよね？？ 青が心配だよ…♡♡ 今日、青の家に行くね♡♡

桃くんの家に泊まってから１ヶ月

桃くんはずっと居ていいって言ってたけど流石に申し訳ない

僕は桃くんが仕事に行っている間に荷物を片付ける準備をした

いつもなら帰ってくる時間

桃くんはなかなか帰ってこなかった

桃くんの部屋に入ったことは無い

何年もの付き合いの相方でも入れてはくれなかった

掃除をするだけと心に唱えながら部屋のドアを開ける

ガチャッ

桃くんの部屋は至って普通…

ではなかった

まず1番最初に目に付いたのは壁一面に貼ってある

僕の写真

僕と桃くんのツーショトなのどの軽いものではない

僕が自分の家でゲームをしている写真

ショッピングモールに赤くんと買い物に行った写真

僕1人のオフィスでスマホを触っていた写真

お風呂に浸かってる写真

僕が自慰行為している写真

全部、桃くんが撮れるわけないはずの写真が

壁を覆っていた

次に目に付いたのは大きな棚

そこには色んな物が大切そうに保管されていた

飾られていたのは推しのグッズとかではなかった

1番下の棚に入っていたのはプラスチック製のスプーン

スプーンは袋に入っていて、袋には

青が熱を出した時に使ったスプーン

と書かれていた

下から2番目の棚にはアイスの棒

当たり棒を入れているのかと思いきや

青が食べたアイスの棒

と書かれてある

3番目の棚には缶ジュースのゴミ

これも大事そうに袋にしまってあり

俺の奢りで買ったジュースを青が大事そうに飲んだやつ

と書かれてあった

僕は怖くなってその棚を見るのを途中でやめた

もっとたくさん、色んな物があるのだと思うと怖くなった

次に目に付いたのは机

机はすごく散らかっていた

ペンなどが散乱する中、僕は1冊のノートを手に取った

ノートの表紙には

青観察日記

と書かれてあった

4月10日 青と花見に行った。2人きりだった。 今日の青の服は上は少し透けていて涼し気なTシャツ。下はダボダボのズボンだった。 監視カメラを見ると家を出る前まで服を迷っていた。 俺のために真剣になる青 本当に愛おしい

適当にめくったページにはそう書かれてあった

その日の服装に監視カメラ…？

考えたくなかった答えが頭によぎる

僕は血の気が引いて思わず桃くんのベッドに倒れ込む

何か踏んだ感じがして、ベッドを見るとボイスレコーダーを踏んでいた

怖いけど、勇気を振り絞って再生ボタンを押した

ふ…んｯｯ…♡

ふぁぁぁぁｯｯ…//

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙｯ

カコンッ

驚きのあまり思わずボイスレコーダーを落としてしまった

再生された音は僕の自慰行為の時の声

射✘‎された音までくっきりと聞こえた

もしかしてこれをおかずに…？

ベッドの上はあとはたくさんの"玩具"でいっぱいだった

でも、どれも見覚えがある

手に取ってみるとねちょねちょしていた

多分桃くんの使用済みのものであろう

でもこれは…

そう。これは僕が使用していた玩具だった

他にベッドに散らばっているのにも見覚えがある

どこから手に入れたんだろう

震えが止まらない

ここから逃げなきゃｯｯ…

ガチャッ

その時、玄関のドアが開く音がした

桃くんが帰ってきたのだ

桃くんは真っ先にこの部屋に向かってきている

見つかったらまずい

僕はそう思い、桃くんのクローゼットへと隠れた

暗い怖い

そう思っているとここの部屋のドアが開く音がした

ガチャッ

桃くんの声だ

吐息まじりの声は何だか嬉しそうだった

桃くんの足音がこちらへと近づいてくる

ずっと一緒ってなに？？

僕はこれから家に帰るんだ

…桃くんに見つかったらどうなるのだろう

なんでこんな事になったんだっけ…

そうだ。殺人予告が僕の家に来て…

…あれ…

もしかして…殺人予告を出したのって…

ガラッ

そっかそういうことなんだ

この一連の出来事は全部

桃くんの計画だったんだ…

つまり桃くんの…

計画通り

ぼつ