恋〜恋の辛さ〜

恋とは

素敵なものだ

恋とは

楽しいものだ

恋とは

苦しいものだ

恋とは

キュンキュンできるものだ

恋とは

とても

とても

とてもとても

難しいものだ。

アイツが

あの子と

笑うから

遊ぶから

話すから

アイツが

あの子の

そばに居るから

隣を歩くから

心配をするから

あの子が

アイツを

狙うから

見てるから

触れるから

あの子がアイツの

心を奪うから

じゃあ

私には何が出来るのだろうか

そばに行くのでさえあの子がいるから難しい

じゃあ諦めればいいの？

私たちが出会わなければ良かったの？

そしたら

こうやって胸も痛くなって

締め付けられて 苦しくて 悲しくて 寂しくて

あの子と違って

何も出来ないのが

それだけが

本当に

ただただ悔しいんだ。

アイツに会うために

頑張って学校に行って

頑張ってアイツの好みになるように 自分をできる限り磨き続けているのに

どうして私だけ

こんなに苦しい思いをするの？

なんであの子は簡単に言うアイツを おとせるの？

私全てあいつのために何もかも頑張っているのに

誰よりも私がアイツのこと好きなのに

誰よりも一生懸命頑張ってるはずなのに

何がダメなの

好きじゃ悪いの？

運命ってやつじゃないの？

じゃあ私の運命の相手は誰なの

アイツ以外に現れるなんて思えないよ いや、ないよ。アイツ以上の人なんていないよ私が好きになったのはあそこのアイツ。

私が頑張ったのは

私が苦しい思いしたのは

私が辛くて悲しい思いをしたのは

全部アイツのためなのにな

あーあ

なんで泣いてんやろか

泣いたって叶うはずのない一生に一度の恋なのに

その時君が来てくれたおかげで

少し救われたんだ

放課後の静まり返った小さな学校の ちいさな教室の中

私たち2人

手を繋ぐ。