𓈒𓂂◌𓏸青 黄 集‪𓂃 𓈒𓏸

僕もお題やってみた、←

青黄

地雷さんばいばい、

学生の時から通っている 図書館は、やはり 安心感がある、

まぁ、もちろん、 目当ては本ではない、

そう、僕は彼に一目惚れした、

中学3年生の時だった、

僕は陰キャで、 誰にも話しかけてもらったことは なかった、

ﾌﾜｯっと後ろから気配がする

ｽｯ

凍っていた心に 光がさしたかのような感覚だった、

本当に僕の運命は 彼に変えられたと言っても 過言ではなかった、

でも、僕は彼と関わる事は できない、

彼はとても人気だった、

毎日彼目当てで来る 女性の客は沢山いる

僕は何人もの美女と喋る 彼の姿を見ていた、

だから、僕なんかでは 彼に近ずく事すらできなかった、

前まで小さかった身長も、 今は彼よりも少し大きい、

今だって、彼目当てに来た女性と 彼は楽しそうに話している、

僕は心が苦しくなり、 本を戻し、家に帰った、

もちろん家に帰ったって、

頭の中には彼しかいなかった、

彼に会ったのは アルバイトを始めたばかりの 頃だった、

身長が小さくて、 本に手が届かず、

ﾋﾟｮｺﾋﾟｮｺとジャンプをしていて、 つい、可愛らしいなと 思ってしまった、

僕が取って渡すと、 彼は顔を桃色に染めて、

と、僕に笑顔を見せて 図書館を出てしまった、

これが僕の初恋だったかもしれない、

それから毎日、 目で彼を追いかけるように なってしまった、

たまに目があうと、

と、笑顔を見せてきて 思わず、顔が熱くなる、

でも、最近は彼と目があう事も なくなった、

身長も彼の方が大きくなってしまい、 関わることもなくなってしまった、

しかも、最近話しかけてくる女性が増え 彼に近ずけるチャンスも失ってしまった

寂しいな、

そんな気持ちで、 心臓がﾁｸﾁｸと痛むのを耐える日々が続く

僕がため息を着く頃には 彼の姿は無かった、

彼にもっと、近ずけますか、？